gdbでコマンドプロンプトからデバッグするのに苦痛を感じたのでc++で使いやすいGUI環境を探したところcode::blocksというGUIのツールを発見。
code::blocksはGUIのデバッガとしては結構使えます。
少なくともnetbeansよりはサクサク動きます。
linuxでc++開発している方は入れておいて損はないと思います。
インストール
CentOS7のyumで取ってこれるのは13.12と古いバージョンとなりますがデバッグするのには全然問題ありません。
codeblocks-develとcodeblocks-contribの2つを入れます。
sudo yum install codeblocks-devel codeblocks-contrib
日本語化
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http://algo13.net/codeblocks/
からcodeblocks.moをダウンロード - /usr/share/codeblock以下にlocale/ja_JPフォルダを作りcodeblocks.moをその中に置く。
(/usr/share/codeblock/locale/ja_JP/codeblocks.moに置く) - 起動後[Setting] > [Environment] > [View] > [Internationalization]にチェックを入れる。
- その横にあるプルダウンからJapaneseを選択。
- code::blocksを再起動。
以上で日本語化できます。
※キーショートカットを変更した後に日本語化したところ設定したショートカットが元に戻ってしまいました。
日本語化した後キーショートカットを設定した方が良さそうです。
既存のMakefileを使ったプロジェクトの作成方法
http://demura.net/misc/2999.html
の焼き直しのような記事なので詳しくは上記を見てください。
画像もあってここより見やすいです。
- [ファイル(F)]→[新規]→[プロジェクト…]を選択
- Console applicationを選びGoを押す。
- Console applicationのWelcome画面がでるので次へを押す。
(このページを次回スキップにチェックを入れてしまうといいかも) - 言語選択の画面になるので開発する言語を選択して次へを押す。
- プロジェクト名入力画面になるので既存のメイクファイルが含まれたフォルダのさらに一つ上のフォルダを指定、名前をメイクファイルが含まれたフォルダ名にして次へを押す。
- コンパイラ選択画面でbuildターゲットをMakefileに合わせて名前の変更とバイナリパスをMakefileとあったものにする。オブジェクト出力パスはできれば合わせておくとよいがあってなくても不都合はないはず。
(ビルドターゲットが3つ以上ある場合はプロジェクト作成後追加することができます) - 終了を押すとプロジェクトが作成されます。main.cppがプロジェクトフォルダに存在する場合は上書きしていいか聞かれますがいいえで上書きされないようにしてください。
- プロジェクト作成後、プロジェクトのプロパティを開きます。
- [プロジェクト設定]タブの[Makefile]項目の[This is a custom Makefile]にチェックを入れる。
(このチェックを入れないとMakefileが使用されません) - [ビルドターゲット]タブの [ビルドオプション]ボタンを押します。
- ターゲットを選択し[”Make”コマンド]タブを開きます。
- Makefileに合わせたコマンド引数を設定します。
以上でMakefileを使用してBuildができるようになります。
ただこの状態ではプロジェクト内のソースが追加されていませんので[プロジェクト]の[ファイルを追加]または[ファイルを再帰的に追加]で適宜ファイルを追加してください。