統合版マイクラでのmcfunctionファイルの作り方と利用方法。コマンドをファイルに書いて、実行する方法を紹介します。大量のコマンドを効率的に管理・実行することができます。
本記事は統合版マインクラフト(Minecraft Bedrock Edition)向けです。
コマンドをまとめて実行したい場合、チェーンコマンドブロックを利用する方法があります。
しかし、たとえば2000行のコマンドを実行したい場合、コマンドブロックで管理するのは困難です。ビヘイビアーパックのmcfunctionを利用すれば、実行したいコマンドをファイルにまとめて記載できます。
動作確認バージョン
Minecraft for Windows
1.21.124
ファイル構成
ビヘイビアーパックを作成します。以下の場所にフォルダを作成します。
%APPDATA%\Minecraft Bedrock\Users\Shared\games\com.mojang\development_behavior_packs
フォルダの中身は次のような構成にします。
mcfunction動作確認 ← 任意の名前のフォルダ(ルートフォルダ)
│ manifest.json ← マイクラで読み込むための設定ファイル
│
└─functions ← コマンドを入れるためのフォルダ
└─xxxx ← 任意の名前のフォルダ
yyyy.mcfunction ← コマンドを書くファイル
manifest.jsonは必須、functionsの下のxxxxフォルダやyyyy.mcfunctionは自由に増減できます。
manifest.json
このフォルダには、ビヘイビアーパックが入っているとマイクラに伝えるための設定ファイルです。
{
"format_version": 2,
"header": {
"description": "コマンド動作確認用",
"name": "mcfunctionテスター",
"uuid": "487eff2f-6f41-4710-9cec-615e38b403f5",
"version": [0, 0, 1],
"min_engine_version": [1, 21, 120]
},
"modules": [
{
"type": "data",
"uuid": "d100f47c-4831-4b30-8f6c-6665e4c37141",
"version": [0, 0, 1]
}
]
}
nameやdescriptionがマイクラのビヘイビアーパック欄に表示されます。

uuidはビヘイビアーパックを識別する固有の番号です。他のパックと重複してはいけないため、貼り替えてください。
「uuid 生成」で検索するとコピペできるサイトがあります。
functions
コマンドを記載した.mcfunctionファイルを入れるためのフォルダです。
複数形のfunctionsです。sのつけ忘れに注意。
Java版のデータパックはfunctionのため紛らわしい
functionsフォルダ配下に自由にフォルダを作成し.mcfunctionファイルを入れることができます。
.mcfunction
コマンドを記載するファイル本体です。テキストファイルを作成し、ファイルの拡張子を.mcfunctionにすることで作成できます。
1行に1コマンド記載します。
たとえばsetblockコマンドでドット絵を描く場合
setblock ~43~49~1 minecraft:black_concrete
setblock ~42~49~1 minecraft:white_concrete
setblock ~41~49~1 minecraft:black_concrete
# これはコメントです
setblock ~40~49~1 minecraft:white_concrete
setblock ~39~49~1 minecraft:black_concrete
....以下略
コマンドは上から順に実行されます。行の先頭に/は不要です。
行の先頭に#を記述すると、コメントとなります。
ビヘイビアーパック適用
チートを有効化したワールドを作成します。
ワールドの設定画面にて、作成したビヘイビアーパックを有効化します。
development_behavior_packsに作成したビヘイビアーパックは、自動でマイクラに読み込まれます。
%APPDATA%\Minecraft Bedrock\Users\Shared\games\com.mojang\development_behavior_packs
ビヘイビアーパックが表示されない場合はmanifest.jsonの内容をミスっている可能性があります。コピペ範囲が足りてないなどないか、ご確認ください。
コマンド実行方法
functionコマンドで、作成したmcfunctionファイルを実行することができます。コマンドの構文は次の通りです。
/function <name:filepath>
このようなファイル構成で作成した場合は
mcfunction動作確認 ← 任意の名前のフォルダ
│ manifest.json ← マイクラで読み込むための設定ファイル
│
└─functions ← コマンドを入れるためのフォルダ
└─xxxx ← 任意の名前のフォルダ
yyyy.mcfunction ← コマンドを書くファイル
この例ではxxxx/yyyyがfilepathに該当し
/function xxxx/yyyy
となります。
functions配下のフォルダ階層を/で繋げて、最後に.mcfunctionのファイル名を記載します。拡張子部分のmcfunctionは書きません。
ビヘイビアーパックが正しく読み込まれていれば、予測候補が表示されます。
予測が表示されない場合は、functionsのフォルダ名が間違っている、.mcfunctionの拡張子がスペルミスしている、などの可能性があります。特にfunctionsのフォルダ名のsつけ忘れに注意。
ビヘイビアーパックの再読み込み
マイクラのワールドを開きっぱなしにした状態で.mcfunctionファイルなどを修正することができます。変更を反映するにはreloadコマンドを実行します。
/reload
reloadコマンドを活用すれば、動作確認しながらコマンドを組み立てることができます。
まとめ
本記事では、統合版マインクラフトにおける大量のコマンドを実行するための、ビヘイビアーパックと.mcfunctionファイルの導入方法を解説しました。mcfunctionを利用することで、コマンド管理・実行が簡単になります。
.mcfunctionファイルとビヘイビアーパック自体を自動生成してみたりもできます。

