アプリケーション層
webアプリケーションやメールソフトなどアプリケーション毎のやりとりの仕方を決めた層。ここでは扱うデータをネットワークで転送するのに適した形式に変換したり、逆にネットワーク越しに送られてきたデータを私たちに理解できるように変換してくれる仕組みがある。
代表的なプロトコル一覧
プロトコル | 用途 |
---|---|
HTTP | webページのデータのやりとりをする仕組み |
SMTP | メール送信に関する仕組み |
SSH | ネットワークから安全性の高い方法で他のコンピュータを遠隔操作するための仕組み |
SSL | データのやりとりを暗号化して安全性を高くする仕組み |
DHCP | IPアドレスを自動で割り当ててくれる仕組み |
DNS | IPアドレスとドメイン名を対応付けしてくれる仕組み |
IPアドレス
インターネットを使っているときにコンピュータに割り当てられたコンピュータ用の一意な番号(住所)のこと。IPアドレスがあるからインターネット取得したwebページのデータを届けてもらうことができる。
例: 192.168.1.1
ドメイン名
IPアドレスがコンピュータ用に対し、ドメイン名は人間向けの名前。ただしコンピュータはドメイン名を認識できない。
例: example.com
DNS
インターネットで通信するには送信先を特定する必要があります。その際、IPアドレスがコンピュータ向けのネットワーク上での住所に対し、ドメイン名は人間向けつけたIPアドレスの名前となっています。
しかしIPアドレス数字の羅列でしかないため人にはわかりにくく、コンピュータはドメイン名を理解できません。そこでIPアドレスと対応したドメイン名を教えてくれる仕組みが作られました。それがDNSです。