概要
play 2.5.x をローカルでビルドする方法です。
ソースを取得する
github にあります。
https://github.com/playframework/playframework
HEAD を 2.5.0 タグにします。
バージョンを変更する
ビルドした framework を ivy リポジトリのローカルに入れるので、公式リポジトリとバージョンがぶつからないように、バージョンを変更します。
※末尾は “-SNAPSHOT” としてください。
framework/version.sbt
version in ThisBuild := "2.5.0-SNAPSHOT"
ビルドする
out of memory エラーが出ないように、SBT_OPTS を設定します。(以下は windows の例です。不要な設定も入っていますが気にしないでください。)
set SBT_OPTS=-Xmx1024M -XX:+UseConcMarkSweepGC -XX:+CMSClassUnloadingEnabled -XX:MaxPermSize=2G -Xss2M -Duser.timezone=GMT
ビルドします。
sbt publishLocal
~/.ivy2/local/com.typesafe.play に成果物が作成されていれば成功です。
ビルドした framework を使用する
お試し用のプロジェクトを activator new でサクッと作成してください。
※activator new とすると、デフォルトで最新のframework 向けのプロジェクトが作成されます。いずれ 2.6.x に上がってしまうと思います。。。
plugins.sbt を以下のように変更します。
project/plugins.sbt
addSbtPlugin("com.typesafe.play" % "sbt-plugin" % "2.5.0-SNAPSHOT")
sbt run でアプリを起動すると、ローカルでビルドした framework が使用されます。