1. sskki

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+ `FallbackNTP`はNTPサーバーが「定義されていない」時に使用され、`NTP`にリストされているサーバーにアクセスできなくても「定義さえされている」なら`FallbackNTP`は使用されない。
+ `NTP`のリストは先頭から順に「一つずつ」アクセスして一つ成功すれば以降はそのサーバーが使用される。
ということらしい。[timesyncd.confの説明](https://www.freedesktop.org/software/systemd/man/timesyncd.conf.html)から、この動作を読み取れなかったのは先入観のせいなのだろうか。
-## 設定方法
+## 設定の使用
+ 残念ながらntpdのように複数のNTPサーバーから信頼できる時刻を割り出して設定するという使い方はできない。
+ 複数のNTPサーバーを順位なく指定し、一つのNTPサーバーに固定されても構わないのであれば`NTP`にリストする。
+ NTPサーバーに優先順位があり、毎回先頭から順にNTPサーバーをチェックする(こうしたい場合が一番多いのではなかろうか)**という使い方は出来ない。**
+ `FallbackNTP`は`NTP`が空の時以外意味を持たないので無意味に思えるが、唯一違うのは、[systemd.networkで定義](https://www.freedesktop.org/software/systemd/man/systemd.network.html#NTP=)したNTPサーバーと`NTP`は対等であるのに対し、`FallbackNTP`は劣後するという点くらいに思える。
+ 明示的に書かれていないが`NTP`を空にしてsystemd.networkでの定義ごと「リセット」し、`FallbackNTP`に対象NTPサーバーをリストするというのが`FallbackNTP`の使用法だと思われる。
+ Ubuntuのデフォルトではsystemd.networkでNTPの設定をすることはないので、事実上両者に差はないということになる。
-## 結果
+## 動作検証
`NTP`を空にして`FallbackNTP`に対象NTPサーバーをリストする設定で動作を確認した。
-Ubuntu 18.04にはないが、20.04は`timedatectl timesync-status`というコマンドが使える。
+Ubuntu 18.04にはないが、20.04は`timedatectl timesync-status`というコマンドが使える。
+ `NTP` `FallbackNTP`両方を空にするとUbuntuの場合OSのデフォルト値`ntp.ubuntu.com`が有効になる。
+ `NTP`に不正なアドレスを入れた場合でさえ`FallbackNTP`が有効になることはない。
+ 一旦アクセス可能なNTPサーバーが見つかれば、リストでそれより前に載っているNTPサーバーにアクセスできるようになっても、サーバを変更することはない。
+ 再起動するか使用中のNTPサーバーがアクセス不能になると、リストの最初から読み直す。
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実際のところNTPサーバーにアクセスできない出来ないという事態がめったに無いので問題になることは稀とは思うが、以前から頭にひっかかっていた疑問が解けた。アクセスできない時の"Fallback"ではなく定義されていない時の"Fallback"であるというのは、名前の付け方が非常に紛らわしいのではないかと思った。
また、timesyncdの設定をsystemd.networkの設定に「優先させる」ために"Fallback"に設定を記載するというのも理解に苦しむが、これについては明示的に書かれた使用法ではないので自分がさらに勘違いしている可能性もあるとは思う。
-## 改訂履歴
+## 改訂履歴(表現の修正などは除く)
+ 2020/6/20: 初版