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phpコマンドがとても便利

Last updated at Posted at 2019-08-06

はじめに

phpのテストを行う時、通常は

  1. DocumentRoot配下にtest.phpを作成する
  2. test.phpにテストをしたいコードを記述する
  3. test.phpを保存する
  4. ブラウザからtest.phpにアクセスする
  5. 出力内容を確認する
  6. test.phpを削除する

のように多くのプロセスが必要。php.iniの設定によってはエラーが出ているはずなのに表示されなかったり…本番環境の場合はtest.phpを消すの忘れたら大変だ…考慮しなければならないことが沢山あってテストだけでも一苦労。

そんな時に大活躍するのがphpコマンドだ。

お勧めのphpコマンド

# PHPのバージョンを確認する
php -v

# 読み込んでいるモジュールを表示する
php -m

# phpinfoを表示する※ボリュームがあるので、php -vやphp -mを積極的に使いたい
php -i

# 実行はしないでシンタックスチェックだけする
php -l test.php

必殺コマンドphp -a

ログのファイル名を作るのに、今の年-月-日-時-分-秒-マイクロ秒を取得したい。date_format(new DateTime(), 'Y-m-d-H-i-s-v')あたりで取得されるはずなんだけど、さくっと動作確認したいな。

## 対話シェルを立ち上げる
user@host:~$ php -a
Interactive mode enabled

# 上述のコードをechoしてみる
php > echo date_format(new DateTime(), 'Y-m-d-H-i-s-v');
2019-08-06-12-19-20-357

# あ、末尾のvってマイクロ秒じゃなくてミリ秒だった!修正修正…
php > echo date_format(new DateTime(), 'Y-m-d-H-i-s-u');
2019-08-06-12-22-27-214692

# よし!うまく動いたぞ!!

# 対話シェルから抜ける
php > exit
user@host:~$

テストがとっても簡単になりました。
この対話シェルでは変数や関数も扱えるので、もっと本格的なテストもできそうです。

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