Block化進化したUIAlertView

iOS 7まで、提示や警告また簡単な選択や入力などの目的で、UIAlertViewを使うことは当然です。今はiOS 8とともにUIAlertControllerが後継者といて出現したが、古いシステムバージョンの対応のためUIAlertViewが捨てられUIAlertControllerに切り替えることはできません。では、なぜその機能に切り替えることが必要でしょうか。個人的に見ると、delegateを使うUIAlertViewはblockを代わりに使うUIAlertControllerに、delegateに依頼することで、複数のUIAlertViewが一つのdelegateを共用すると、みな一つの方法で処理し、コードがわかりにくいとなる可能性があります。

UIAlertControllerはblockを利用してその不便を避けます。つまり、その展示する画面と動作は独立し、ほかの実体に関わりがなくなります。利点がわかっているうえで、旧時代のUIAlertViewにそれをつけばいいではないかという点がでます。

結果として、その考え方を実現しました。Block化進化したUIAlertViewとして、SinriAlertViewを実装してテストを行いました。実用できるので発表しました。ソースコードはそのリンクにあります。リンクは、
http://www.everstray.com/news/news.php?newsCode=MjAxNTAyMDkxMzM2MjVbU2lucmlBbGVydFZpZXcsIEJsb2NrLUJhc2VkIEFsZXJ0IFZpZXcgZm9yIGlPU11FdmVyc3RyYXkubG9

使用例は以下の通りです。普通の例は含められると思って、入力するための例を提供しました。

SinriAlertView * sav=[[SinriAlertView alloc]initWithTitle:NSLocalizedString(@"_CashingCoupon_InputBox_Title", @"Cashing Coupon")
                                                  message:NSLocalizedString(@"_CashingCoupon_InputBox_Message", @"Input your coupon code to cashing.")
                                        cancelButtonTitle:NSLocalizedString(@"Cancel", @"Cancel")
                                        otherButtonTitles:NSLocalizedString(@"Confirm", @"Confirm"),nil];
[sav setClickHandler:^(UIAlertView *sinriAlertView, NSInteger buttonIndex) {
    NSLog(@"SinriAlertView　ボタン index=%ld",buttonIndex);
    if (buttonIndex == 1) {
        UITextField *tf=[sinriAlertView textFieldAtIndex:0];
        NSString* cashCode = tf.text;
        NSLog(@"SinriAlertView コード：%@",cashCode);
    }
}];
sav.alertViewStyle = UIAlertViewStylePlainTextInput;
[[sav textFieldAtIndex:0] setKeyboardType:UIKeyboardTypeNumberPad];
[[sav textFieldAtIndex:0] becomeFirstResponder];
[sav show];

つまり、できる限り利点を利用しましたと思います。また何か補足が教えていただけると幸いです。