CUDAを使って開発しているときにnsightやcomputeprofを使えると非常に便利ですが、手元の幾つかの環境でnsightが重くてまともに使ってられない、computeprofに至ってはそもそも動かないという状況になったので対処法をまとめておきます。ただし、この対処法でもしばらくすると落ちることが頻繁にあるので、だれかもっと良い方法を知っていたら是非教えて下さい。
nsightの対処法
nsightはEclipseベースなのでよくあるEclipseが重い!問題と同じ解決方法で対処できます。
CUDAのインストールディレクトリのlibnsight/nsight.iniを以下のようにします。
nsight.ini
-showsplash
org.eclipse.platform
--launcher.defaultAction
openFile
-vm
../jre/bin/java
-vmargs
-Dosgi.requiredJavaVersion=1.6
-Xms256m
-Xmx1024m
-XX:MaxPermSize=256m
-XX:CompileCommand=exclude,java/lang/reflect/Array,newInstance
何をしたかというと-Xm~を書き換えてJVMで使うメモリサイズを増やしただけ。これで動作は快適になります。ただし、最初に書いたように環境によっては結構落ちます。
computeprofの対処法
computeprofも上と同じようにすると起動できます。
CUDAのインストールディレクトリのlibnvvp/nvvp.iniを以下のようにします。
nvvp.ini
-data
@user.home/nvvp_workspace
-vm
../jre/bin/java
-vmargs
-Xms256m
-Xmx1024m
-XX:MaxPermSize=256m
これでとりあえずは動きます。
これで非常に見やすいcomputeprofが使い放題です。