〜2018年はプログラミング学習サービス戦国時代
ここ2,3年でエンジニアの需要が高まった社会背景から、プログラミング学習サービスが多くリリースされた。
ざっと有名なところだけでも以下の通り。
- Progate
- Schoo
- ドットインストール
- N予備校
- CodeCamp
- Udemy
- paiza
- CODE MONKEY
- シラバス
その多くは動画や開発画面で実践的な内容となっており、
また全くの初心者でも取り組めるよう各々工夫がなされている。
しかし上記の各サービスには利用者のタイプや状況に応じて合う/合わないがあり、
それを見極めないとプログラミングに対するネガティブな第一歩で終わってしまう危険性もある。
今回はそれぞれの特徴をもとに、読者にあった学習サービス選びの参考になればうれしい。
コツコツ実践タイプはProgate
Progateはゲーム感覚で自分のレベルをあげながら、実践を繰り返して実力をつけることができる学習サービス。
無料から利用が可能で、基礎の基礎からステップごとに教えてくれるため手っ取り早く学ぶことができる。
ただし、少し発展的な内容になるとコンテンツが乏しい、また説明が不十分なため
大まかな書き方や概念を学んだらそれ以降は技術書や実際に自分でWEBサービスを作りながら学んでいったほうがいいかと思われる。
動画で流し見 ドットインストール
実践というよりは、動画でのインプットがメインとなるドットインストール。
Progateよりも前にリリースされ、非常に幅広い言語・技術分野を扱っている。
実際に講師がプログラムを組む様子を動画で見ながら、PCがあれば自分で手を動かすかたちになるため、
自由度は高いものの、エラーが出た際のリカバリーも自分で行う必要がある。
また動画コンテンツの量は膨大であることから、すべてを網羅しようとするとかなり大変・・・。
決まった分野をはじめに決めて、それをまずは流し見聞きでインプットすることが非常に重要だと思われる。
ちなみに無料プランもあるため今すぐにでも利用開始可能。
プログラミング以外も学びたいなら Schoo
プログラミングを始めるきっかけは、「新しいスキルを身に着けたい」という考えの方もいる。
そんな方にはプログラミング以外の様々なスキルや知識を動画でインプットできるSchooがおすすめ。
イメージとしてはお上品なニコ生。
プログラミングはもちろん、ビジネス・英語・デザイン・マーケティングなど新しい第一歩を後押ししてくれるような動画コンテンツが豊富。
基本的には生放送の動画を見ながら授業を受ける感覚で進めていくが、どうしても見れないというかたは後から保存された動画をみることもできる。
ただし、プログラミングに関しては実践的というよりは、インプットの色合いが強いように見受けられる。
また無料プランもあるものの、有料でないと後から動画をみることができないため時間が不規則な社会人は有料プランを余儀なくされると思われる。。
良いとこ取りのN予備
2017年にリリースされた「N予備」。
ニコニコ動画のドワンゴが運営し、プログラミング以外にも高校で学ぶ授業が動画で受けられる。
その中でもプログラミングコースがプログラマも絶賛の内容となっている。
基本的には生放送の動画(放送後の保存あり)+テキスト教材で自分のペースで進めていく。
ドットインストールにテキスト教材が付いたと思ってもらえればわかりやすい。
しかしこのテキスト教材のわかりやすさと、適切な量、そして幅広い範囲がエンジニアにも好評の理由のようだ。
そんな良いことづくめのN予備だが、有料プランのみしかないため月額1,000円が必須となることがデメリットか。