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クラウドの新サービスのアイコンを、DCGANで作ってみる
Last updated at Posted at 2018-02-09
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このページについて
- パブリッククラウドの新サービス発表は、毎回楽しみなのですが、それとともに楽しみなのが 新サービスのアイコン です。
- 大量の画像を学習させ、その画像群の特徴から 新たな人工的な画像を生み出す DCGAN(Deep Convolutional Generative Adversarial Networks)という技術があります。
- このDCGANを利用し、深層学習によりパブリッククラウドの 新たなサービスアイコンを生み出してみよう というのが本稿の趣旨です。
- AWSのGPUインスタンスを使い慣れる為の 肩慣らし程度 にやった内容なので、粗末な内容で恐縮です。
- なお、このページを参考にさせて頂いています。
DCGANとは
-
ICLR2016のこの論文※ にて提案された手法で、鑑別器と生成器により人工的な画像を生成します。
- この論文では、ベッドルームの画像を生成しているのですが、すごいクオリティです。(画像は論文から引用させて頂いています)
今回やった事
- 今回試したのは、AWSのサービスアイコンを大量に学習し、新たな(未知の)アイコンを生み出してみたいと思います。
epoch毎の結果
- 学習はepochという単位を繰り返して進む為、各epoch毎にどんな出力がなされたかを見てみます。
- ここでは、8×8の64個 のアイコンを同時に生成しています。
(序盤)50 Epoch
(中盤)100 Epoch
- ちょっと雰囲気変わり、アイコンぽくなったか。。?
- 色合いだけはAWSっぽいか?
(終盤)500 Epoch
(その後、粘り。。)1000 Epoch
ここまでの結論
- AWSのアイコン画像は、デザインの共通性はあるものの、色や形は様々
- その多様性を学ぶのに、学習データ(200枚~300枚)では、やはり学習できず。。
そこで、、、
- AWSだけでは画像の枚数が足りないので、、、
- 主要クラウド3社のアイコンを学習し、新たなアイコン生成に挑戦してみた。
(序盤)10 Epoch
(中盤)100 Epoch
- なんか、AWSのときとは違い、アイコンぽくなってきた!
(中盤2)200 Epoch
(終盤)450 Epoch
(その後、粘り。。)900 Epoch
結論
- AWSの300枚程度だとうまく生成できず。
- クラウド3社さんの1000枚程度でやると、人の顔 と お化けDB と 蛇の盾 と 魔法使い が出来上がった。。
最後に
- 全体的に薄い内容となりましたが、最後までお付き合い頂き恐縮です。
- 最後に参考にさせて頂いたURLを紹介させて頂きます。
- ありがとうございました。
参考にさせて頂いたページ
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