コマンドの実行結果が長いとき、スクロールしても最初のほうがきれてしまい実行結果を確認できないことがあると思います。また、実行結果を他の人に渡す場合も文字を選択後にコピー&ペーストするのは、なんだかなぁーって感じがします。
WinDbg には、実行したコマンドとその結果を自動的にログに出力してくれる機能があるので、その方法を紹介します。特に難しくなく、ログファイルを指定後、コマンドを実行、ログファイルを閉じるといった流れです。
WinDbg って何?という人は、こちらの投稿をチェックしてください。
コマンド
# ログファイル指定
# /t オプションでタイムスタンプをファイルの末尾につけてくれます。
.logopen /t c:\path\to\windbg.log
# いろいろコマンドを実行
!analyze -show
!mex.crash
!mex.tasklist
!vm 1
# ログファイルを閉じて、ログ終了
.logclose
参考URL:
.logopen (Open Log File) - Windows drivers | Microsoft Learn
https://learn.microsoft.com/en-us/windows-hardware/drivers/debuggercmds/-logopen--open-log-file-
.logclose (Close Log File) - Windows drivers | Microsoft Learn
https://learn.microsoft.com/en-us/windows-hardware/drivers/debuggercmds/-logclose--close-log-file-