前期実績のディメンショナルモデルでの表示方法
誰かにガイドしたものは何でもメモ状態で置いておきます。
Cognosレポートで、ディメンショナルモデルでの「前期実績」的なものの表示方法です。
レポート定義
「前期数量」データアイテム定義
「四半期」はレベルです。
「前期数量」を以下のように作成しています。
tuple([数量],prevMember(currentMember([販売].[時間].[時間])))
実行結果
Cognosサンプルの場合、「指定なし 20XX」というメンバーもあるため、ブランクが表示されてみにくいですが、年をまたいだ前期数量表示もできています。
解説
currentMember([販売].[時間].[時間]) は、()内に階層を指定します。リストの「四半期」列の行ごとのメンバーを「前期数量」アイテムの中で認識させます。
prevMember(currentMember([販売].[時間].[時間]))は、currentMemberで取得した一つ前のメンバーを取得します。
tuple([数量],prevMember(currentMember([販売].[時間].[時間])))は、prevMemberに相当するメンバーの「数量」の値を返します。
以上です。