背景
知り合いから譲り受けたPCにUbuntu22.04を入れて遊んでいたのですが、Google Chrome上で日本語入力に切り替えるためCtrl Spaceで切り替えたところ、フォーカスが外れてしまい、キー入力がショートカット扱いになり文字を入力できないという症状に遭遇しました。
- mozcは導入済みで、日本語入力は問題なし
- VSCodeやTerminalでは切り替え問題なし
- Google Chrome上で切り替えると、必ずフォーカスが外れるので、再度入力部分をクリックしないと入力できない
- Bluetoothキーボードの問題かと思い設定を見直したが、関係なし
切り替え後マウスでクリックすれば入力ができるので、しばらく不便ながら放置していましたが、最近たまたま解決したので、備忘録として残しておきます。
症状の詳細
- Ubuntu 22.04
- Google Chrome Version 143.0.7499.40
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Ctrl + Spaceで日本語/英字を切り替えたタイミングで
- 文字入力している部分からフォーカスが外れる
- キー入力がショートカット扱いになってしまい、文字が打てない
- 再度マウスで入力部分にクリックすれば、文字が打てる
原因
アクセシビリティ機能 Screen Readerが誤動作していた
※ 環境により異なる可能性あり
解決策
以下の設定をオフにするだけで改善しました。
設定 -> Accessibility -> Screen Reader -> Off
おわりに
まさか Screen Reader が原因とは思わず、かなりハマってしまいました。
普段使わない機能(今回はアクセシビリティ機能)が知らぬ間に有効で不具合の原因になっている…というケースは意外とありますよね。
同じ症状で困っている方の助けになれば幸いです。
もし別の原因で解決できた方がいれば、コメントなどで共有いただけると嬉しいです!
