gitのリモートリポジトリを追加してバックアップ

この記事は最終更新から1年以上経過しています。 気をつけてね。

共用のリポジトリに上げるほどでも無い運用ツールなどをgitのリモートを使って適当にBackupする。
下手にアーカイブなんかを作るよりも使い勝手が良いのでhookも使って自動化しておくのがよい。

リモート側受け入れ準備

まず取りたい場所に空のリポジトリを作成します。
リモートにはURLを指定出来るので、リソースとして使用出来るところならどこでも良い。ディレクトリを作ってgit initする。

git_initialize

mkdir repo01 &&  cd repo01
git init
git config --add receive.denyCurrentBranch ignore

denyCurrentBranch をしてPushを受け入れるようにしたらとりあえず準備OK。

ローカルでリモート追加

作業中のリポジトリで、リモートを追加しよう。urlで指定。

git remote add remote1 file:///mnt/repo1
git remote add remote2 ssh://your_server/opt/repo1

ローカルファイル、マウントしたNFSやssh越しなどお好みで。

addしたら remote show で接続できているか確認する。情報が取れたらOK。

CUI_output(Local)

  $ git remote show remote2
* remote remote2
  Fetch URL: ssh://your_server/opt/repo1
  Push  URL: ssh://your_server/opt/repo1
  HEAD branch: (unknown)

pushする

remote1にmasterをPushする。

git push remote1 master

pushされた内容の反映

pushだけでは見える形で反映されないのでresetしてあげる。
git statusを見れば理由がわかるので詳しいことは省略。

CUI_output(Remote)

$ ls -a
./  ../ .git

$ git reset --hard HEAD
$ ls -a
./  ../ README .git

hookで自動化

リモートで自動 reset --hard

サンプルからpost-receiveを用意。

cp .git/hooks/post-receive.sample .git/hooks/post-receive
chmod +x .git/hooks/post-receive

最後にこんなかんじで追記しておくとpush完了後にresetがかかる。

post-receive

-- snip --
cd ..
git --git-dir=.git reset --hard HEAD

ローカルコミット時に自動push

ローカルの方はpost-commitに書いておく。

post-commit

-- snip --
git push remote1 master