数値の文字列を比較した時って、自動型変換されるんじゃないの？
ユーザーの入力値を複数受け取ってそれを比較する関数を作ってました。
関数は問題なくできたので、テストを実行します。
実行したのは以下ような検証。
'10' > '5' // falseになる
なぜだ！
原因
私の勘違いでした。
「文字列とはいえ、数値を入れてるのだから数値比較してくれるだろう」と思っていたのですが・・・
片方が数値の時に型変換が発生するのであって、文字列同士の比較であれば型変換が起きるはずありません。
よく考えれば、そんな仕様破綻してますよね。
'10' > 5 // trueになる
新たな疑問
文字列比較が行われているのは分かりました。
では、なぜ5の方が大きいのか？
UTF-8のテーブルの中で、その並び順を比較するんじゃないの？
'a' < 'b' //true
// この感じで行くと、'5'より後に'10`が配置されてるから'10'の方が大きんじゃないの？
何度か検証してみて分かりましたが、文字数が複数ある文字列の比較は左から１文字づつ比較していっているようです。
文字列全体で判断していると勘違いしてました。（よく考えるとそんなわけないですよね・・・）
'a' < 'b' // true
'aa' < 'ab' // true
'aac' < 'aab' // false
'azzzzz' < 'b' // true
'1' < '2' // true
'10' < '5' // true
'60' < '5' // false
仕様を論理的に把握できていなかったと反省しました。