AZ間の通信と、エンドポイント経由でAurora Serverlessへアクセスする際の接続時間の差も気になったので測って見ました。
前提条件
- VM-A(t2.micro/ap-northeast-1a)
- VM-C(t2.micro/ap-northeast-1c)
- VM-A/Cは同一AMIから作成
- RDS(Aurora MySQL 5.6/サーバーレス/最小・最大とも2 個のキャパシティーユニット)
Perl-DBIによるアクセス
同じく、DBIを使用して、connect/disconnectだけを1000回ループ。
VM-A | VM-C | |
---|---|---|
1回目 | 13479 | 13542 |
2回目 | 13397 | 13733 |
3回目 | 14502 | 13764 |
平均 | 13793 | 13680 |
(単位:msec)
結果
- EC2のゾーンによる、AuroraServerlessへの接続時間の差は見られない。
- 同一ゾーンのRDSへの接続時間に比べて、8倍程度遅い
- 異なるゾーンのRDSへの接続時間に比べて、1.6倍程度遅い
mysqlコマンドによるアクセス
参考までに、mysqlコマンドでログイン/exitだけを1000回ループさせました。
VM-A | VM-C | |
---|---|---|
1回目 | 20819 | 20688 |
2回目 | 21814 | 21007 |
3回目 | 20720 | 21368 |
平均 | 21118 | 21021 |
(単位:msec)
結果
- EC2のゾーンによる、AuroraServerlessへの接続時間の差は見られない。
- 同一ゾーンのRDSへの接続時間に比べて、4倍程度遅い
- 異なるゾーンのRDSへの接続時間に比べて、1.5倍程度遅い