javaの抽象クラス(abstract class)について

abstract メソッド

abstractメソッドとは

• 処理内容が未定義なメソッド
  • 処理内容は継承先のクラスで記述する。

Abstractメソッドを作成する目的

• 子クラスの記述・仕様・設計デザインを指定するのに使用する
  • アプリケーションデザインが統一されて開発が行いやすくなる

宣言方法

void normalMethod(){
    // 処理
}
abstract void abstractMethod();

Abstractメソッドを含むクラスはabstractなクラスである必要がある

abstractなクラス

• Abstractメソッドを含むクラス
• 継承元とするために使用する

宣言方法

abstract class ClassName{
    // メソッドなど
}

abstractクラスの継承

class ChildClass extends AbstractClass{
    void abstractMethod(){
      // 処理内容
    }
}

具体例

例: 以下のstudentクラスを継承した子クラスはstudyメソッドを持たなければならなくなる

説明

「Studentクラス」のオブジェクトは「studyメソッド」を持たせるよう設計したい。
しかし、具体的なstudyメソッドの内容はわからないのでabstractで抽象的に記述。

「InformaicsStudentクラス」は、studentクラスを継承したクラス。
studyメソッドに「情報学を勉強している」と記述する。

abstractクラス

abstract class Student(){
    abstract void study();
}

子クラス

class InformaicStudent() extends Student{
    void study(){
        System.out.println("情報学を勉強しました");
    }
}