なんか、デジタルなのにCCとBCCを送り間違えるみたいなニュースがあったので・・・
そんなん、Power Apps で自作したらいいやん!
というお気持ちで記事にまとめます(笑)
Power Apps を開きます
キャンバスアプリを一から作成をクリックしましょう。
名前をこんな感じにしてあげて、「作成」をクリックしましょう
メール画面作成
新しい画面から、「電子メール」をクリックします。
そうすると、勝手にいい感じにアプリを作ってくれます。
To の名前を変える
なんか To のところが終了日になっているので、ここの名前を変えてあげます。
1. LblRecipientCount1 を選択します。
2. Textを終了日からToに変えてあげます
Bccを入れる場所を作る
Bcc を入れる場所を作るためにサブジェクトとメッセージを下にずらします
To をコピー
Bccに置き換えるために、Toのオブジェクトをコピーします
Bcc の名前に変える
1. LblRecipientCount1_1 を選択します。
2. TextをToからBccに変えてあげます
Bcc のアドレスを登録した際の処理に書き換える
現状だと、Toのアドレスを登録したところと同じデータ領域に格納するようになっていますので、Bccアドレスを別領域に格納するように処理を変更します。
1. AddIcon1_1 を選択します
2. OnSelect のプロパティを以下のように変更します。
Collect(MyPeopleBCC,
{DisplayName: TextSearchBox1_1.Text, UserPrincipalName: TextSearchBox1_1.Text, Mail: TextSearchBox1_1.Text});
Reset(TextSearchBox1_1)
3. EmailPeopleGallery1_1 を選択します
4. Items プロパティを以下のように変更します。
/*Collection of user selected people*/
MyPeopleBCC
送信処理の変更
今はToしか送らない仕様になっているので、Bccも送れるように変更します。
1. IconMail1 を選択します。
2. OnSelect プロパティを以下のように変更します。
/*Create semicolon separated list of people to email, send the email, reset subject & message fields*/
Set(_emailRecipientString, Concat(MyPeople, Mail & ";"));
Set(_emailBccRecipientString, Concat(MyPeopleBCC, Mail & ";"));
Office365Outlook.SendEmail(
_emailRecipientString,
TextEmailSubject1.Text,
TextEmailMessage1.Text,
{
Importance:"Normal",
Bcc:_emailBccRecipientString
}
);
Reset(TextEmailSubject1);
Reset(TextEmailMessage1);
Clear(MyPeople);
Clear(MyPeopleBCC);
これで終わりです!
きちんとBCC相手にもメールが届きましたが、メールアドレスは乗っていません!
とっても簡単だったでしょ?