前提
IBM Bluemix 上で”Node-RED Starter”または”IoT Platform Starter” ボイラープレートをデプロイしているものとします。
免責
本記事は2016.08.02時点の公開情報および著者による検証環境をベースに執筆しておりますが、誤解・誤植を含んでいる可能性があります。ご利用の際は自己責任で、必ず最新の情報を自ら確認されますようお願いします。特に予期せぬ課金請求などが発生しても著者は一切責任を持ちません。
また誤りを見つけられた方は是非ご一報ください。
Tip 1: Node-REDのフローの格納場所
作成したNode-REDのフローはCloudant上に自動で作成されるnodered というデータベースに格納されています。
noderedをクリックするとホスト名/flowというデータがあるのがわかります。
この中にフロー内の各ノード、ノード内の設定や記述したコードが入っています。
万が一Node-REDのフロー・エディターが開かない・壊れて動かないなどのトラブルに見舞われた、でもフローのバックアップ取ってない…といったとき、このようにCloudantで自動作成されるnoderedデータベース格納されたJSONデータが使えます。
このJSONデータをコピーして、再度新しいNode-RED Starterをデプロイ後、JSONをインポートすることでフローの復旧ができます。
Tip 2: フロー・エディター上でフローをエクスポートするときの注意点
エディター上でフローを手動でエクスポートしてバックアップすることができます。このときに引っかかりやすいのが、下記の状態です。Exportメニューがグレーアウトされているため、フローをエクスポートできません。
これはノードが選択されてない状態だからです。ノードをクリック(すべて選択するときはCtrl+A)すると図の様に、各ノードがオレンジ色の枠で囲まれていることがわかります。この状態になるとExportメニューがクリックできるようになります。
当たり前のようで意外に見落としがちな点なのでご注意ください。