はじめに
VisualStudio2015 + Visual Studio Tools for Apache Cordovaからネットワーク上のMacを利用してiOS版アプリをビルドする環境を構築したときの覚え書きです。
参考にした手順：
クラウドで iOS をビルドし、シミュレートする
環境
下記の環境で作業を行いました。
Mac:
- OS X El Captain(10.11.4)
- Xcode v7.3.1
PC:
- Windows10 Pro
- Visual Studio 2015
- Visual Studio Tools for Apache Cordova
作業手順
Mac側:
1. node.jsをインストールする
brew install node.js
※homebrewが入っていない人はこちらからインストール。
2. remotebuildのインストール
sudo npm install -g remotebuild
sudo npm install –g ios-sim@3.1.1
3. remotebuildを起動する。
以下のコマンドを実行する
bash
remotebuild
Successfully installed homebrew packages.
Use the following information in Visual Studio under Tools, Options, Tools for Apache Cordova, Remote Agent Configuration to use this agent:
Enable remote iOS processing: True
Host: xxxx
Port: 3000
Secure mode: True
Security PIN: 370361
4. リモートエージェントの設定を行う
VisualStudioの「ツール」>「オプション」でオプションダイアログを開く。
ダイアログの「Tool for Apache Cordova」>「リモートエージェント構成」タブを開く。
セキュリティPIN, ポート, ホストに上記3のHost, Port, Security PINの値を設定する。
これで設定完了。
VisualStudioの「ビルド」>「ソリューションのビルド」メニュー等でビルドが実行されることを確認する。
周辺知識
Visual Studio Tools for Apache Cordova のインストール(iOSツールのインストール)
Remote Build
HomeBrewの仕組みについてまとめておく
npm とか bower とか一体何なんだよ！Javascript 界隈の文脈を理解しよう