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kintone アプリから Airtable ベースを作成

Last updated at Posted at 2016-03-16

kintone で外部ユーザーと情報共有する手段としては、ゲストユーザ機能がありますが、追加の月額費用が必要なため、手軽にはできません。

無料で、情報共有する手段としては、いろいろありますが、同じクラウドデータベースで無料で使用できる Airtable を試してみます。

無料枠の制限は、
Unlimited bases
1,200 rows / base
2Gb attachment space / base

base は、kintone スペースに相当?。base 内に複数テーブルを持てます。
ずいぶんと太っ腹です。無料枠でAPIも使用できます。

Airtable ダッシュボード

airtable01.png

情報共有するチーム毎に、アクセスできるデータベース(Airtable では BASE)が並びます。

顧客情報 BASE

airtable02.png

操作方法は、どちらかというとGoogle のスプレッドシートに近いかもしれません。
一覧画面で、入力・更新・削除が可能です。入力されたデータは、すぐにデータベースに反映されます。
元に戻した場合は、Undo / Redo 操作が可能です。

便利なのは、Excel からコピペが出来ること。セル間のコピペ・ドラッグ操作など。

項目のカスタマイズなどもこの画面から変更可能です。
kintone の場合は、項目の文字列などのタイプを変更できませんが、Airtable は、可能です。

airtable02a.png

入力フォーム

airtable03.png

レコード単位の入力フォームは、1項目毎に配置されたものになります。
用途に合わせて、何種類かフォームを作成できます。

kintone に慣れていると、ここは物足りなく感じます。

情報共有 チームメンバ追加

チームへメンバを追加するのは、メールアドレスと権限(Read Only, Edit Only, Creator)、招待メッセージを指定するだけです。
招待されたメンバは、送られたメールにあるリンクをクリックしてメールアドレス・名前を入力するとログインできます。
Google メールなら、1クリックで済みます。

airtable04.png

情報共有 Shared table views

誰でも参照できるように、テーブルを公開できます。
公開されたページは、参照のみで編集できません。

airtable05.png

公開されたページ。編集以外のソートやフィルター機能が使用できます。
airtable06.png

情報共有 Airtable embed

HTML に組み込んで、公開する場合のコードが生成されます。

airtable07.png

kintone アプリのデータから Airtable の BASE を作成

一番簡単なのは、CSV に書き出して、Airtable でImport する方法です。
Unicode(UTF-8) で書き出します。
Airtable で読み込むときに、先頭項目が位置固定となりますので、キー項目が良いと思います。

airtable08.png

Airtable で、New Base 、Import を選択します。 
あとは、ウィザードに従って、Import すると 「Imported Application」という名前で Base が作成されます。
出来上がった Base の名前や、view , 項目のタイプなどを変更すれば完成です。
変更は、変えたいところをクリックするとカスタマイズメニューが表示されます。
英語ですが簡単な単語が多いので、わかりやすいと思います。

airtable09.png

airtable10.png

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