初めに
チームに英語話者の人が加わることになってから、英会話を1年くらいやって、1年たったらなにか記事でも書こうと思っていたので、記事を書きたいと思います。
この1年半くらい何をやったか?について
やったこと
基本的に DMM 英会話でずっとニュースについて話すコースを選んでいました。
ニュースは自分で好きなトピックが選べるので飽きがあまりこず楽しい、というのが主な理由です。あと予習・復習は特にしませんでした。これは、基本的にしたほうが定着率が高いというのは本で読んでいたのですが、継続しないだろうな…というのを見越して英会話だけでした。あとはチームでの会話がメインの英語活動になります。
何ができるようになったか
- 平易な会話を、自分で考えて話すことができる
- 仕事の一部で英語を利用して会話できる
まだできないこと
- 日本語と同じ精度で物事を伝える
- 英語話者同士の会話を完全に理解する
約1年半を振り返る
※縦軸がなにか書くのを忘れたのですが、モチベーション的ななにかです
1. 話せたらエライ!期
(引用:「朝起きられてすごい!」「職場に着いた時点で満点」すべてを肯定してくれる『コウペンちゃん』の魅力)
これまで、対面で英語を話すという体験をほぼしたことがなかったので、口に出すのすら難しい時期でした…。
まず、チームの朝会を英語でやってみよう!という試みが始まり、話すことが思いつかないことが多かったため、いつも「今日やること」のカンペを持っていって臨んでいました。
同時期に英会話を始めたのですが、知らない人とまず会話するのが怖い!間違ったらどうしよう!と、同じくいつも PC に挨拶と自己紹介の定型文の付箋を貼って、それを読み上げていました。
とにかくこの時期は定型文に常に頼っていましたが、まず話そうとする心意気を身につける時期だったと思います。
2.あれ…言葉が何も出てこない…期
少しずつ、英語を口に出す、ということに慣れてきて、次にやっと会話をしようと試みる時期がやってくるのですが、いざ何かを話そうとすると何も頭に浮かんできません。
主語の次は動詞、動詞の次は…助詞?代名詞?何だっけ?と頭の中で組み立てていると会話中にテンパってしまい、結局何も言えないということがしばしばでした。
ただ、一つだけできることがあり、それが質問をすることでした。相手の発言を受けて投げ返すのは難しくても、自分で相手に球を投げていくほうがまだできたので、英会話クラスでは、なにかちょっとでも考えた質問をすることを意識していました。球を投げると相手はそれなりに受けて会話を広げてくれるので、そのやりとりが成立するのが嬉しかったです。
3.仕事の話をするのは無理では?期
英会話も数ヶ月たち、言いたいことをかんたんな英語に置き換えるということが少しずつできるようになった時期でした。
しかし、どんなに置き換えてもかんたんにならないこともあり…実際のプロジェクトで英語を使うに当たり、仕様をどう英語で話すのか?相談をどうやって英語でするのか?と、これまでのふんわりしたやりとりでは誤魔化せない領域がやってきます。
仕様はドキュメントの事前準備をして、英会話が思いつかないところをカバーする、意図がわからなかったところは何度も聞き直す、話をするだけで難しいときにはコードを目の前にして直接修正してみて相談する、など、基本的に体当たりという感じでした…。
(どうしても無理なときは、翻訳ツールを画面共有して日本語を入力して英語を見てもらうという力技も…)
辛抱強く話を聞いてくれたチームメンバーに感謝しています。
4.英語…できるようになったと思いきや、全然聞き取れてないんですが!?期
1つのプロジェクトも乗り越えて、英語を話すことの抵抗も減ってきましたが、そうするともっと細かい話がしたくなります。
しかし、振り返ってみると、あまり見ないふりをしていましたが、英語のヒアリングがすごく苦手なことに今更気が付きました…。これまでのコミュニケーションは自分がやりたいこと、伝えたいことをとにかく体当たりで伝えるという感じでしたが、深い話をするには相手の意図を知ることが必要で、当然、知りたいのですが、英語、難しい…。
微妙なニュアンスのところをめちゃくちゃ勘違いして話を進めていたりして、話の行き違いに困ったりすることもあります。ということで、当面の課題はリスニング面にありそうです。
結局、どうしたら英語がうまくなるんですか?
英会話を始めた当初は、英語を口に出すことすら躊躇っていたので、当時よりかんたんな英会話はできるようになったと思います。
一方で、課題はまだまだ多く、もう少し仕事で意思疎通をできるようになるには、更に成長が必要そうです。というわけで、1年では全く「うまく」はなれなかったのですが、今後どうすれば上達するか、いろんなネット上の記事や本を読みつつ思ったのは、シャドウイングや倍速でリスニングをする、ネイティブと話す、好きな本を読む、字幕付きでドラマをみる、など、いろんな技術や手段はあるものの、結局は時間で殴っていくしかないのでは? と思っています。自分に合う形で英語に関わる時間をできるだけ増やすことが大事そうです。
英会話一日25分で予習復習なしって意味がありますか?と聞かれたら、それも時間の積み重ねなので、やっぱり意味はあると思います。短い時間でも気づきが多いです。
つまり、ちょっとでも早く英会話を始めるのは、将来的に話していきたい人には時間の積み重ねが増えてとってもよいと思っています🙆
一方で、英語話者の人が置かれている現状
- 今あるドキュメントのほとんどが読めない
我々にとって confluence
や slack
は仕様の宝庫(?)ですが、彼らにとってはそうではないので、持っている情報がかなり異なることになります。
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他の人からとんでくる指示が雑
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日本語で依頼する時:
- 「このタスクをやってね。XXXさんが見つけたバグなんだけど、〇〇プロジェクトのときの修正が関係しているかも。でも優先順位はそんなに高くないから、今やってるタスクが終わったらでいいよ。」
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英語で依頼する時:
- 「please do this task.」
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英語力が足りない故に、たまにこうなってしまう…
なぜこれをやるかなどの背景は、どんな人でも知りたいですよね…
- いろんな会議に参加することが難しい
こういった状況を改善するためにも、自身の英語を改善していきたいと思っていて、そして少しでも英会話をしてくれるメンバーが増えると嬉しいなと思っています。
広がれ〜英語の輪
以上が私の体験談でした。英会話に興味を持ってくれる方が少しでも増えると嬉しいです。
英語で話す関係者各位、英語の会話がいつも聞き取れておらず、英語の文法もしっちゃかめっちゃかですみません、今後もがんばります… !
最近サボっているので、なにか別のことを始めようかなと思っています。