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DotNetNukeでサイト構築 - 3:サイトの設定

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DNNが無事インストールされたら、コンテンツを充実させる前にサイトの大まかな設定をします。先ほど設定したログイン情報でDNNサイトにログインします。DNNにログインするためのリンクは、バージョン7.3.4ではページ最上部にあります。
dnn-login-compressor.jpg
クリックすると以下のモーダルウィンドウが出ますので、ユーザー名とパスワードを入力してログインします。
login-modal-compressor.jpg

上記ログイン画面について
パスワードを忘れた時は Reset Password ボタンをクリックすると、パスワード再設定リンクが登録されたメールアドレス宛に送信されますので、その指示に従ってください。
DNNサイトへログインできるユーザーを新規登録する場合は Register ボタンをクリックすれば、登録画面へ移行します。ただこれは不特定多数のユーザーにサイトへのログインを許してしまうことになりかねないので、セキュリティ上好ましくありません。この後に続く設定で、ユーザーが登録できないように設定を変更します。

ログイン後に表示される「ようこそ」的なモーダルウィンドウを閉じると、先ほどまで見えなかった黒いバーがページ最上部に見えるようになります。これがいわゆる「Admin Bar(以下、管理メニューバー)」で、管理者ページヘアクセスできるようになっています。
admin-bar-compressor.jpg

Admin と Host について

上記画像のメニュー左に AdminHost があります。各メニューの説明をする前に両者の違いについて説明します。

Admin はその名の通り、現在閲覧中のサイトの管理・運営するアカウントです。サイトのセッティング、ユーザー管理、ページ管理、デザイン変更、ファイル管理など、Admin の管理画面で変更した内容は、現在閲覧中のサイトのみに反映されます。このサイトの場合、現在はまだDNNサイトが1つしかありませんが、複数のサイト(ポータル)を作ることもできます。その時はそれぞれのサイト(ポータル)に Admin アカウントが必要になります。

一方 Host は Admin より上位で、同一ドメイン内にある全ての DNN サイト(ポータル)を運営・管理するアカウントになります。DNN に機能を追加するモジュールの管理や、SQL の実行など、Host の管理画面で変更した内容は、同一ドメイン内にある全てのDNNサイトに反映されます。このサイトの場合、DNNサイトがひとつしかないので、Host アカウントが Admin アカウントも兼ねています。

  • Tools:ファイルのアップロードや、DNN サイトのキャッシュのクリア、他の DNN サイトのへの表示切り替えなどができます。通常はキャッシュのクリア以外、あまり用途はありません。
  • Help:DNN のオンラインヘルプマニュアルにアクセスします。
  • Modules:現在表示中のページにモジュールを追加します。現在のページにないモジュールを新規に追加するか、既にあるモジュールを追加するか、または新しくモジュールを作成するか、DNNに追加するモジュールを探すかを選びます。
  • Pages:新規にページを作成するか、既存のページをコピーするか、XMLファイルなどからページをインポートするかを選びます。
  • Users:ユーザーの新規追加、管理、ユーザーに付与する役割を管理します。

上記の管理メニューバーの画像は、Host アカウントとしてログインしているため、Admin と Host の両方のメニューが見えていますが、Admin アカウントでログインした場合は、Host のメニューは当然ながら見えず、Admin のメニューのみが見えるようになります。

サイトの設定

それでは、サイトの設定をしていきます。ここでは重要な項目のみ説明します。

※DNNの日本語化について
インストールしたままのDNNは英語(米語)がシステム言語となっています。このままでも日本語サイトは問題なく構築できるのですが、DNNのシステム言語を日本語化することもできます。ただ、残念ながらDNNそのものが日本ではあまりポピュラーではないので、日本語化言語パックの開発が数年前でストップしています。配布されている日本語化言語パックは古く、最新版DNNでの動作が保証されていないので、日本語化はおすすめしません。 以下に日本語化言語パックが入手できるページを挙げますが、日本語化する場合はくれぐれも自己責任で行ってください。(説明サイトでは日本語化はしません)

【DNN 日本語化言語パック配布リンク】 また、サーバーがDNNの簡単インストール機能を提供している場合、日本語版DNNをインストールすることができるかもしれません(私が利用していたレンタルサーバーでは以前は可能でした)。その場合は日本語化の手順を踏まずとも、システム言語が日本語になっていますが、最新バージョンのDNNではない可能性があります。

Adminメニューからサイトを設定する:Admin > Site Settings

管理メニューバーの Admin にカーソルを重ねると、メニュー項目がアイコンとともに表示されます。左側にはタブが3つあり、上2つはAdminめにゅーが表示されます。各メニューにカーソルを合わせると表示される「しおり」のようなアイコンをクリックすると、3つ目のタブにそのメニューが加えられ、いわば自分専用の「クイックアクセスメニュー」や「お気に入りメニュー」を作ることができます。管理メニューバーのAdminリンクをクリックすれば、Adminメニューを一覧できます。

> Basic Settings

Adminメニューにある「Site Setting」をクリックします。Basic Settingsタブをアクティブにし、サイトの基本情報を入力していきます。先ほどのインストール時に入力したサイト名が既に入力されていると思いますので、同様にDescription、Keywordsなどを入力します。Copyrightも変更します。[year]の部分は、現在の西暦を表示させてくれるので、そのまま残しておくとよいでしょう。

Site Marketingでは、Google関係のセッティングをします。Google Webmaster Toolsの認証コードなどを入力します。

Appearanceでは、サイトの見た目のデザインを大雑把ではありますが設定できます。ロゴ画像やfavicon、背景画像などを変更することができます。後々の管理をラクにするために、画像をアップロードする際は、サイトのルートディレクトリではなく「Images」ディレクトリにしておきましょう。

Appearanceの最後の方にある Skin に関する部分についてですが、現時点ではこのままで大丈夫です。

> Advanced Settings

Sevurity Settingsでは、ログインリンクを非表示に設定できます。Hide Login Control にチェックを入れると、サイト上部に表示されていたログインリンクが表示されなくなりますので、DNNサイトにログインできるのはログインリンクURLを知っている登録ユーザーのみとなります。チェックを入れた場合のログインリンクURLは「http://ドメイン/login.aspx」となります。
hide-login-control-compressor.jpg

Usability Settingsではサイトの日時を設定します。ここでの設定はブログなど日時を表示させるモジュールを使用した際に影響してくるので、最初に設定しておきます。
time-zone-setting-compressor.jpg

SMTP Server Settingsでは、メールサーバー情報を入力します。この設定はシステムからの通知メールの送信やコンタクトフォームの送信に関係します。サイトごとに設定する場合は Portal を選びますが、同一ドメイン内のサイト全てで同じメールサーバーを利用する場合は、Hostのメニューで設定します。サンプルサイトでは、他にDNNサイトを持たないため、Hostメニューで設定するので、ここではHostを選択します。

> User Account Settings

Registration Settingsでは、DNNサイトへのユーザーの追加登録について設定します。User Registration項目では、ユーザーに登録を許可するかどうか等を設定します。サンプルサイトではユーザーの新規登録を許可しない設定にするため、Noneを選びます。
no-registeration-compressor.jpg

以上で、Adminメニューでの設定は終了です。

Hostメニューからサイトを設定する:Host > Host Settings

次にHostメニューで設定します。前述のように、ここで変更した設定は、同一ドメイン内にある全てのDNNサイトに反映されますので注意が必要です。管理メニューバーにあるHostメニューからHost Settingsをクリックします。重要な設定項目のみ説明します。

> Basic Settings

Host DetailsのHost Emailには、Hostアカウントを作成した際に登録したメールアドレスを入力します。

> Advanced Settings

SMTP Server Settings では、SMTPサーバーの設定をします。ここで設定した内容は、DNNサイトからの通知メールやコンタクトフォームなどを設置した際の送信元として機能しますので、間違いがないようにします。

  • SMTP Server and port: SMTPサーバーのアドレス入力します。
  • SMTP Authentication: Basicを選択します。
  • SMTP Username: SMTPサーバーにアクセスするためのユーザー名を入力します。
  • SMTP Password: SMTPサーバーにアクセスするためのパスワードを入力します。

全て入力し終わったら、Test SMTP Settingsボタンを押してチェックします。設定が正しくされていれば、ページ上部に「Email Sent Successfully」という表示が出ます。以下の3つのメールアドレスが同一になっていない場合や、SMTP設定が間違っているとエラーが表示されます。それぞれ修正した後、再度テスト送信を行います。うまく行けば、登録メールアドレス宛にテストメールが送信されているはずです。
* Hostアカウント登録時に設定したメールアドレス(Host > SuperUser Accounts)
* Host Detailsで設定したHostのメールアドレス(Host > Host Settings > Basic Settings)
* SMTP Username (Host > Host Settings > Advanced Settings)

最初にやっておくべきサイト設定は以上です。


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