後ろ髪に関わらず、Mixamoでオートリギングしようとするとパーツが歪んじゃったりする場合の方法。
MagicaVoxelでの作業
後ろ髪のあるボクセルモデル。
以下のように分割します。
1.顔
できるだけ、顎のラインから下にパーツがでないようにします。
3.水色のボックス
体と足を繋ぐためのジョイントです。なくてもそれなりには動くと思いますが、
今回、足と足の内側の隙間をできるだけせまくして、スタイリッシュに見せたいので、このパーツを用意しました。
使い方は後ほど。
4.スカート
中をくり抜いてあげたほうが、足が綺麗に動きます。
6.後ろ髪
今回一番のポイントです。
顎のラインから下の髪の毛を選択して、別パーツにしておきます。
[頭の分割方法]
四角いマークを選んで、「Rect」にしておく。
#MagicaVoxel pic.twitter.com/1de1JBYWcs
— ozawachev (@ozawachev) 2019年6月3日
Blenderへ
ファイル > インポート > Wavefront(.obj)
で、MagicaVoxelで書き出した.objファイルをインポートして、くみたて。
1.足の間
隙間を開けることが大事です。
微妙な位置調整は数値でもできます。
2.さっきの水色ボックス
こんな感じで、足と体を繋いでます。
3.頭は少し上げる
「首」にあたる部分があったほうが、頭はきれいにうごくと思います。
これで、fbxをエクスポートします。
Mixamoへ
アップロード方法・設定方法は省略しますが、顔の歪みなく表示されています。
#MagicaVoxel pic.twitter.com/umGNJxU0LK
— ozawachev (@ozawachev) 2019年6月3日
でも、後ろ髪はない。
好きなモーションを選んだら、右上のオレンジの「DOWNLOAD」をして、開いたウィンドウでそのまま「DOWNLOAD」。
髪が短いFBXをゲットできます。
再び、Blender
ここからが少しだけ、ややこしい...ので、動画にしました。
以下です。
https://youtu.be/HQvYKjwbqRA
ちょっとめんどくさいですが、このやり方を覚えたら、ツノでも耳でも翼でも、なんでもくっつけられます。
(つけないと思いますが...)
手に何か持たせることもできます。
完成したらfbxファイルを書き出して、Mixamoにアップロードするときと同じように、
.pngファイルと一緒に圧縮して、.zipファイルを作りましょう。
Sketchfab
ここで終わり、でもいいのですが、、、、
Aryzon AR Studioのアプリで表示するには、色の情報を持っている「テクスチャ」を.fbxファイルに埋め込まないとダメです。
これがBlenderにはできないのです(Mixamoはできてる)。
そのため、以下のサイトにアップします。
https://sketchfab.com/
ここでも、アカウント登録が必要になります。めんどくさいですね。。
アカウント登録が終わったら、画面右上のUPLOADボタン
を押します。そしたらこんな画面が開くので、「CHOOSE FILE」でさっきのzipを選択します。
選んだら、「CONTINUE」。
アップロードが終わるとこんな画面が出てきます。
Downloadを「Free」にして、「Change Changes」ボタンを押します。
こんな感じに。
あとはオレンジの「PUBLISH」ボタンを押せば、OK!
こんな感じで見られます。
https://sketchfab.com/3d-models/aika-longhair-dancing-cd4b00991efd4b5d9d23e28321160085
これで、Aryzon AR Studioで、このモデルを検索してダウンロードできるようになります。
Aryzon AR Studio(これで終わり!)
Browserを押すと、「Sketcfab」と「Poly」のアイコンが表示されるので、「Sketchfab」を選んでください。
ブラウザが開いて、ログインを求められます。
ログインしてください。
ログイン後、アプリが落ちることがありますが、そんなときは寛大な心でリトライしてください。
ログインして、Sketchfabを選び、自分がアップロードしたファイル名などで検索すると...
でてきました!
これでARを試せるようになります。
終わりです!
#Sketchfab #MagicaVoxel #Mixamo pic.twitter.com/38BpEDUq8Z
— ozawachev (@ozawachev) 2019年6月3日