【Linux入門】findコマンドでファイルを探そう(初心者向け解説)
はじめに
Linuxを使っていて「え、あのファイルどこにいったの〜?」ってことありませんか?
私はよく迷子になります…😅
そんなときに便利なのが find コマンド。
ディレクトリの中をまるっと検索して、条件に合うファイルを探してくれるんです。
基本の使い方
find . -name "memo.txt"
サンプル出力:
./documents/memo.txt
. は「現在のディレクトリ」って意味です。
この例ではカレントディレクトリ以下から memo.txt を探しています。
ワイルドカードを使う
find . -name "*.txt"
サンプル出力:
./memo.txt
./documents/todo.txt
./notes/study.txt
* を使えば「拡張子が .txt のファイル全部」みたいに検索できます。
めっちゃ便利で、私はこれでノートファイルを一気に探したりしてます。
大文字小文字を区別しない(-iname)
find . -iname "memo.txt"
サンプル出力:
./MEMO.txt
-iname を使うと「Memo.txt」でも「MEMO.TXT」でも見つけてくれます。
小文字・大文字を気にしなくていいのは楽ちんです〜。
ディレクトリだけ探す(-type d)
find . -type d -name "project"
サンプル出力:
./work/project
-type d を指定するとディレクトリだけを検索対象にできます。
ファイルじゃなくて「フォルダの場所知りたい!」ってときに使えます。
サイズで探す(-size)
find . -size +1M
サンプル出力:
./movie.mp4
./backup/bigfile.iso
1MB以上のファイルを探す例です。
「なんか容量がパンパン…どのファイルがでかいの?」ってときに役立ちます。
見つけたらそのまま実行(-exec)
find . -name "*.log" -exec rm {} \;
サンプル出力:
(ログファイルを順番に削除)
-exec を使うと、見つかったファイルに対してコマンドを実行できます。
ちょっと上級者向けだけど、「ログ全部削除!」みたいなときにめっちゃ便利。
まとめ
-
find . -name "file"でファイルを検索 -
-inameで大文字小文字を無視 -
-type dでディレクトリ検索、-sizeで容量検索 -
-execを使えば「見つけたら即処理」もできる
find は最初はちょっととっつきにくいけど、覚えると本当に強力です。
私は今でも「迷子のファイルはとりあえず find!」って感じで頼りきってます笑。
💡 ちなみに…
ほかにも「Linux初心者におすすめの学習リソース」をまとめた記事を書いてます。
リソース選びで迷ったときの参考になると思うので、良かったらのぞいてみてくださいね〜。