キャッシュメモリとは

CPUは、コンピュータの動作に必要なデータやプログラムをメモリ(主記憶装置)との間でやり取りをします。
しかし、CPUに比べるとメモリは非常に遅いので、読み書きの度にメモリはアクセスしていると、待ち時間ばかりが発生してしまいます。
そこでメモリとCPUの間に、より高速に読み書きできるメモリを置いて、速度差によるロスを吸収させます。
これをキャッシュメモリと呼びます。

構成

　CPUの中にはこのキャッシュメモリが入っていて、処理の高速化が図られています。
　キャッシュというのはひとつではなくて、１次キャッシュ、２次キャッシュ……と、重ねて設置することができる装置です。
　CPUに内蔵できる容量はごく小さいものになりますから、それより低速だけど、その分容量を大きく持てるメモリをCPUの外側にキャッシュとして増設したりすると、よりキャッシュ効果が期待できるわけです。
この時用いるのがSRAMです。
DRM(メモリ)との違いはこちらの記事をご参考に。

おまけ

上に行くほど高速で、下に行くほど低速になる。

・レジスタ
・キャッシュメモリ
・主記憶装置(メモリ)
・ディスクキャッシュ
・磁気ディスク装置