KotlinはJVM言語なので、Javaと同じようにクラスを使えます。
Javaよりもかなり綺麗に書けるので見ていきましょう。
そもそもクラスとは
クラスとはデータの組み立て設計書見たいなものです。
例えば「人」の設計書を書くとき、中に
* 年齢
* 身長
* 体重
* 性別
などの変数や
* 歩く
* 寝る
* 食べる
などの動きがあると思います。
KotlinやほかのJVM言語ではこのまとまりをクラスと呼びます。
クラスには変数やメソッドと呼ばれる動きを実装できます。
Kotlinでクラス
クラスの基本形はこんな感じです。
class クラス名(コンストラクタ){
fun メソッド名(引数) {
...
}
}
実際に「Person」という上の例で書いたようなクラスを書いてみます。
Personには
変数に
* 年齢(age)
* 身長(height)
メソッドに
* 歩く(walk)
* 寝る(sleep)
class Person(var age: Int, var height: Double){
var walk_distance: Int = 0
fun walk(){
walk_distance += 10
println(walk_distance + "m歩いた")
}
}
実際にこのクラスを使ってみると
val hoge = Person(24, 170.0)
println(hoge.age) // ”24”と出力される
println(hoge.height) // "170.0"と出力される
hoge.age += 1 // "age"に1を足す
println(hoge.age) // "25"と出力される
hoge.walk() // "10m歩いたと出力される"
hoge.walk() // "20m歩いたと出力される"
このようなことが出きるようになります。