Mercari

メルカリCES報告会まとめ

メルカリCES報告会に参加してきましたので、内容をまとめました。

冒頭挨拶 

メルカリ 濵田

グーグルが検索エンジン以外にも様々な事業展開をしているように、私たちもハードウェアなどの領域に手を出していく必要があると考えていまして、ゆくゆくは次のメルカリを作っていきたい、そういった背景から今回視察に行きました。
一番衝撃的だったのが、日本企業が本当に弱いということです。フレンチテックは50社ほど出展していた中で、日本企業は隅っこの小さいブースに収まっていました。今回このような報告会を開いたのは、皆さんに少しでもハードウェアに興味を持っていただきたいと考えたためでもあります。
またたしかに日本企業の少なさは衝撃的でしたが、技術レベルではそこまで差をつけられているとは感じませんでした、もっと言うとこのレベルなら日本にもできるんじゃないかというものが多くありました。

AI、Self-driving

メルカリ 木村、中村
NVIDIA 藤山 裕子

AI

AIの3つの潮流

  • ロボティクス
  • マシンラーニング
  • セルフドライビング

ロボティクス

制御系が多く、AIとしてはまだまだ成熟してない
→導入の領域が非常に狭い

系統
-オーダー系
-教育系
-認識系

今後の期待
→もっとマシンラーニングを活用できるはず
・物体認識
・感情認識
・会話
・パーソナライゼーションなど

ハードウエアからの視点
ロボットには充電が必要なので、タスクが多いとそこがネックになっているのではないか。

【展示品紹介】
セグウェイ
→人に寄り添うセグウェイ

アイパル
→数学を教えてくれるロボット
→教育系のロボットがとにかくめちゃくちゃいました

注文用ロボット
→商品注文に活用できる、インプットはタブレットで行う

卓球ロボット
→認識力がすごい
→NVIDIAのGPUが使われてる

※GPUはGraphics Processing Unitの略で、その名の通り、3次元グラフィックスに必要な計算を高速に行うために専用に設計されたプロセッサです。
なぜ、GPUはAIの研究開発に向いているのか

AI周りは、ほぼNVIDIAの製品が搭載されてる

マシンラーニング
→画像に関する認識、処理は高度なレベル

中国の画像認識がかなりすごい
→蓄積してあるデータ量が圧倒的に多いことが要因かと

【展示品紹介】
horizon robotics
→画像認識技術を提供する会社
→高い画像認識力を持ち、年齢や性別などを瞬間的にラベリングができる

NVIDIA AIパトカー
→実際にアメリカのパトカーにすでに搭載されている
→車種やナンバーを解析できる
→搭載している半導体はクレカサイズで、ロボットにも使われてる

Aipoly
→商品のストック管理、顧客の行動認識
→無人コンビニに応用できる
→商品が少なくなると、認識できる

NVIDIAロボット
→小売店の店内の在庫管理、ディスプレイで顧客対応もできる

画像処理
→4K、HDDを8Kに交換する技術
→8Kの画質やばし
→サムスン以外も多数の企業

syte ai
→撮影した写真をECサイトの商品写真として加工してくれる、イスラエルのスタートアップ
→例)撮影した写真にバッグが写っていたら、バッグだけを切り取って出品できる
→メルカリとの親和性が高い

セルフドライビング

自動車業界は今やセルフドライビング一色

今後の期待
セルフドライビング領域のプラットフォームがどう生まれるのか?

NVIDIA BB8
→人間のハンドリングを学習させている
→白線がなくても、道路を認識できる
→渋谷でも実験し、うまく運転できた
→カメラは1個だけ
→これらが実は今から2年前にすでに実現済み...

NVIDIA BB8のデモ
→これが一番驚きでした

→現状のセルフドライビングの課題は雨や雪などの天候

IoT☓AI
スマートスピーカーが当たり前に、IoT家電に搭載されている
→AIの近くにセンサーがあることで、スマート化になる

すべてがクラウドにつながり、AIで処理する世界がくる

この家電にアレクサ入ってます系の展示が多かった
→冷蔵庫が話すのが当たり前になってる

AIスピーカーは、IoTに搭載される流れになると感じた

クラウドシステムからAI×IoTの流れ

農業はAIの導入がすでに進む
→赤いトマトだけを収穫するとか

ロボットAIはすでにかなりサービスに落とし込めてる

スマートホーム&シティ × サービスの考察

メルカリ 木下、岡田

グーグルブースが巨大だった
→昨年はAmazonブースが巨大だった
→家族がグーグルホームとどう関わるかのツアーがあった

IoT家電では、アレクサもグーグルホームもコネクトできるものが多かった

アメリカではすでに400万人がスマートスピーカーを所有

実はアレクサの方が圧倒的なシェアを持っている

スクリーンショット 2018-01-25 13.36.22.png

アマゾンがECのプラットフォームを制覇しているので、アレクサからの購入につながりやすいため、有利な立場だと考える

グーグルもそれに対抗し、ウォルマートなどと提携して巻き返す状況

面白いのが、アマゾンエコーの画面付きのやつは、ユーチューブが視聴できない
→Googleが制限してる

【展示品紹介】
LG CLOi
→スマートスピーカーよりも、スマートなロボットの方がくるのではないかと考える

スマートスピーカーよりも冷蔵庫がハブになると考える
→家電メーカーが自分たちでAI作ったりしてる

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↑スマート冷蔵庫の性能比較

パナソニックが自動運転車を作っていくらしい

LyftがAptivと提携
→自動運転のライドシェア、ほぼ自動で実際に展開
→上にセンサーがない、フロントの下にセンサーがうまく隠れてる

トヨタのイーパレット
→すでにアマゾンやウーバなどと提携
→自動運転でピザなどのモノも配達
→人がスーパーに行かず、スーパーが人にくる

リテールでは配送が一番たいへん、メルカリでもボトルネック
→配送ロボットが面白い
→ラストワンマイルのフードデリバリーなどを、配送ロボットにやらせる
→RobbyやGitaがあった

ロボットなど、人件費をどう削減するかに注目が集まった

・アリババの宅配ボックスがすごい 「smile for delivery」
→宅配ボックスは中国では当たり前
→アリババで頼んだ荷物を宅配ボックスに届ける
→宅配ボックスの前で笑顔になるだけで、自分の荷物のボックスが開く

家で生産する系
→室内で野菜作るとか
→3Dプリンタのデータを売るマーケットプレイスを作ってる企業もある

アメリカは医療費高いためスリープテックなど、予防医療関連が高まってる

AR/VR

メルカリ 諸星
MoguraVR 編集長 久保田 瞬

VRでは革新的な何かが生まれる時期は終わり
→アップデートがたくさん行われるフェーズきた

レノボのヘッドマウントディスプレイ
→これ単体でできる、PCがいらない
→4万円以下で出すらしい
→フロントにカメラがあり、現実の世界も見れるため、VRしながら動ける

おばあちゃんがヘッドマウントディスプレイをつけると、孫の家にカメラを置き、孫があたかもそこにいるような感覚になるVRがあった

軽量化がすすむ
→ASUS MR

パイマックス
→VRなのに8k
→かなりでかいヘッドマウントディスプレイ
→ハイエンド、軽量化の流れに逆行してる

中国でヘッドマウントディスプレイのOEMのビジネスがきてる
→圧倒的な価格低下

メガネ型のVRデバイスも

シャオミがオキュラスと提携
→Facebookは中国に入れないため、シャオミブランドでオキュラス出す

ARはまだまだ黎明期
→ホロレンズレベルのデバイスは全くなかった
→全然ARじゃないし、正直がっかり感があった