まえがき
ありがたいことに、2020年7月頃から第1希望だった自社開発の企業に【長期・週5・フルタイム】インターン生(バックエンドエンジニア)としてジョインさせていただけることになりました。この記事では、僕がプログラミングスクールの講師にインターンとして参加することをおすすめしない理由について解説します。
想定読者
- インターンで成長したい人
- 大学生のうちから実務経験を積みたい人
- エンジニアとしてインターンに参加したい人
おことわり
最初に言っておきますが、僕はプログラミングスクールの講師の経験はありません。プログラミングスクールのインターンの面接を受けたり、実際に講師をやっている友人から聞いた意見などを僕の考察も交えて、この記事を書いています。あくまでも参考までにとどめていただけると幸いです。
なお、下記のことを記述しておきます。
- 1つの意見ということ
- プログラミングスクール自体を批判する意図はない
- 全ての人にオススメできない、ということではない
- あくまでも大学生に向けた記事であるということ
こういう記事を書くと、「プログラミングスクールを批判するな!!!」みたいな的外れな意見がきたりするので一応書いておきました。
プログラミングスクールでの業務
例外もあるかもしれませんが、基本的には受講生へのメンター業務です。多くの場合は、そのプログラミングスクールのカリキュラムを無料で受講し、その後メンターへ。という流れだと思います。ご存知かと思いますが、一応お伝えしておきました。
本題に入る前に。
理由をお伝えする前に、少し想像してみてください。あなたは、ある企業の採用担当。そんなあなたのところに、二人、エンジニア志望の就活生が訪ねてきました。二人とも長期インターンの経験があるようです。
一人目は、自社開発企業で正社員に混じりながら開発業務や、設計などの経験があるようです。
二人目は、プログラミングスクールで多くの受講生にメンターとして教えていたそうです。
あなたは、どちらを採用したいですか?
【理由その1】 エンジニアではなく、「プログラミングを教える人」だから
「インターン生はエンジニアと認めん!!責任が違うだろ!!」という人もいるかもしれません。一理あります。しかし、実務で経験を積んでいる大学生を「ミニ・エンジニア」と呼ぶのであれば、プログラミングスクールのメンターは「ミニ・エンジニア」でも無いです。
そもそも、【エンジニア=コードを書く人】ではありません。プログラミング以外の業務もあります。しかし、プログラミングスクールのメンターは、そういう業務に携わる「機会」すら基本的にはありません。
【理由その2】 成長しにくい
もちろん、自分で能動的にプログラミングを独学で学んでいけば、いくらか成長できます。しかし、少し考えて欲しいのです。前述したように、スクールのメンターは「プログラミングを教える人」にしかなれません。基本的には、どこまでいってもプログラミング未経験の人のメンターレベルにしかなれないのです。
プログラミングスクールのインターンがおすすめな人
全ての人におすすめできないというわけでは無いので、一応書いておきます。
- 人に教えることが好き
- インターンなら、なんでもいい人
- 今後、インターン先を変える予定の人
- 将来、エンジニアを目指している訳では無い人
念のために言っておきますが、「現在、こんな人が働いている」ということを言っているわけではありません。僕が伝えたいことは、エンジニアを目指しているのであれば、メンターになることは最短では無いと思う、ということです。
目的がエンジニアになるということでは無いのであれば、良いんじゃないかなと思います。
エンジニアとして成長したいのであれば
個人的な意見ですが、企業のエンジニア・インターンに参加するのが良いと思います。前述したように、正社員と全く同じ業務には携われなくても、「ミニ・エンジニア」くらいには、なれるのではないかなと思います。
さいごに
軽くまとめると、将来的にエンジニアとして働いていきたいと感じており、プログラミング単体だけでなく、エンジニアとしての業務の経験を積みたいと感じている大学生はプログラミングスクールのメンター業務はおすすめできないと、ということです。
ちなみに、【おすすめできない=悪い】ということではありません。むしろ、コンビニや居酒屋で働くよりは良い選択だと思います。しかし、僕が言いたいことは、ベターな選択だけど、もっと良い選択があると思うよ。ということです。
いじょー。