はじめに
・WindowsServer2016でEUDCを使うとBSoDを引き起こすとの噂を聞いた。
・上記の条件を満たす業務があった
・事象確認⇒対処⇒動作確認まで行った
概要
- KB4489882は自動アップデート対象
- KB4489889は任意アップデート対象(BSoDが発生する元凶)
※ 2019/04/03 にWindowsUpdateを走らせると、KB4489882までは自動で入る。KB4489889に関してはwindowsupdateカタログからモジュールをダウンロードして手動でインストールした。
事象確認
- パターン1 自動アップデート(KB4489882のインストール)→外字のインストール→手動アップデート(KB4489889)
- パターン2 自動アップデート(KB4489882のインストール)→手動アップデート(KB4489889)→外字のインストール
パターン1
→外字をインストールしたマシンにKB4489889を適用後再起動する。その後のログインしようとするとBSoD→再度ログイン画面(以下ループ)
パターン2
→KB4489889を適用したマシンに外字をインストール。その後再起動させ、ログインしようとするとBSoD→再度ログイン画面(以下ループ)
⇒KB4489889に外字が当たった状態以降で再起動させると、マシンにログインできなくなる。
MicroSoftからアナウンスされた対処法(こちら)
動作確認
- ログイン後、メモ帳を開く
- 「がいじ」と入力しF5でIMEパッドを開く。
- IMEパッドからインストールした外字を入力
- 入力できた!
参考
この調査をするきっかけとなったもの
https://yamanxworld.blogspot.com/2019/03/windows-update-2019-3-20-c-net-cu-1-b.html
EudcBrowser
https://www.vector.co.jp/soft/winnt/writing/se360228.html
→tteファイルに何の外字が入っているか確認するツール