Ansibleの導入と簡単な使い方

Ansibleのインストールと簡単な使い方。
前提条件としてpythonのバージョンが2.7以上であること。
また、easy_installが使用可能であること。

Ansibleのインストール

yumとpipで必要なライブラリをインストール。

sudo yum install -y epel-release
sudo yum install -y sshpass
sudo yum install -y python-devel
sudo easy_install pip
sudo pip install paramiko PyYAML Jinja2 httplib2

続いてAnsibleをインストール。

sudo pip install ansible

Ansibleコマンドでバージョンが表示できればインストール完了

ansible --version

PlayBookを使用する

接続情報を記述したhostsファイルを作成。
下記の例はtargetsという接続先グループにホスト名serverのホストを定義。

[targets]
server

続いてplaybookのファイルを作成。
下記の例はtargetsグループ全てのホストを対象にしてplaybookを実行。
ユーザーはec2-user、sudoしてrootでコマンドを実行。
タスクは/home/ec2-userの配下にtestディレクトリを作成する。

operation.yml

- hosts: targets
  user: ec2-user
  become: yes
  tasks:
  - file: path=/home/ec2-user/test state=directory owner=ec2-user group=ec2-user mode=0755

下記のコマンドでplaybookを実行するとディレクトリが作成される。
-Dオプションは変更した差分をコンソールに出力するものである。

ansible-playbook -i ./hosts ./operation.yml -D

差分だけを確認したいときは下記のように-Cオプションを使用する。

ansible-playbook -i ./hosts ./operation.yml -D -C