NucleoやDiscoveryといった評価ボードではなく、自作ボードなどのマイコンにST-Linkを使ってSWD経由で書き込む時の注意点を発見したのでメモ。
BluePillもこの方法が使えるだろう。
SW4STM32で各マイコンに対応したプロジェクトを作り、実行ボタンをクリックして書き込もうとすると
"unable to reset target"
などとエラーが出て書き込めない。
※現在この記事ではPleiadesで日本語化したSW4STM32を例に説明しています。
解決するには
- "実行の構成"->変更したい構成を選択->"デバッガー"を選択
- "Configuration Script"で"ユーザー定義"にチェックを入れる。
- "適用"をクリックし"実行の構成"を閉じる。
- プロジェクト内のcfgファイル(例えば "Debug myproject Run.cfg")を書き換える。 2.reset_configの行をコメントアウトする。
# reset_config srst_only srst_nogate connect_assert_srst # この行をコメントアウト