社内でPCの高速化を行ったのでメモ。
高速化前
HDD
DeskStar HDS725050KLA360 SATA 500GB
メモリ
Hynix HMT351U6CFR8C-PB N0 AA DDR3 1600Mhz PC3-12800U 4G ×2
CrystalDiscMarkによる点数
Sequential Read (Q= 32,T= 1) : 111.804 MB/s
Sequential Write (Q= 32,T= 1) : 107.880 MB/s
Random Read 4KiB (Q= 32,T= 1) : 1.218 MB/s [ 297.4 IOPS]
Random Write 4KiB (Q= 32,T= 1) : 1.207 MB/s [ 294.7 IOPS]
Sequential Read (T= 1) : 112.623 MB/s
Sequential Write (T= 1) : 69.834 MB/s
Random Read 4KiB (Q= 1,T= 1) : 0.586 MB/s [ 143.1 IOPS]
Random Write 4KiB (Q= 1,T= 1) : 1.124 MB/s [ 274.4 IOPS]
高速化後
SSD
Samsung SSD 250GB 850 EVO ベーシックキット V-NAND搭載 2.5インチ 内蔵型 MZ-75E250B/IT
メモリ
W4U2400PS-8G [DDR4 PC4-19200 8GB 2枚組]
CrystalDiscMarkによる点数
Sequential Read (Q= 32,T= 1) : 551.306 MB/s
Sequential Write (Q= 32,T= 1) : 511.113 MB/s
Random Read 4KiB (Q= 32,T= 1) : 280.557 MB/s [ 68495.4 IOPS]
Random Write 4KiB (Q= 32,T= 1) : 241.702 MB/s [ 59009.3 IOPS]
Sequential Read (T= 1) : 499.961 MB/s
Sequential Write (T= 1) : 494.998 MB/s
Random Read 4KiB (Q= 1,T= 1) : 28.975 MB/s [ 7074.0 IOPS]
Random Write 4KiB (Q= 1,T= 1) : 66.668 MB/s [ 16276.4 IOPS]
今回の作業内容
初期投資として
SSD Wavlink USB C 3.1 to SATA Dual Bay External Hard Drive Docking Station for 2.5/3.5in SATA SSD HDD (SATA I/ II/ III)
¥20,000
今回はこれを使ってHDDからSSDにすべて移行した。
回復ドライブを作ってUSBから起動して、、、といった面倒なことはせず
HDDとSSDを差し込んでボタンを押すだけで移行してくれる優れもの。
データを移行してPCを分解してメモリ挿してSSDに入れ替えて、でトータル1時間くらい。
上記の回復ドライブを作成して、のやり方だとドライブを作成してWindowsのセットアップをして、と面倒な手順がえらく時間がかかる。
元はとれるのか?
金額的には1台あたり¥30,000+Docking Station分くらい。
弊社の1時間あたりのコストは5000円なので最低でも3時間の短縮が確実であれば元は取れたことになる。
出社して起動してから作業可能になるまでがおよそ10分。
高速化後はこれが1~2分になるので、毎朝8分の短縮が可能。
これだけで2カ月と1週間あれば元が取れてしまう。
さらに、重たいPCの天敵Adobe製品を複数開いてもフリーズせず、データが飛ぶ心配もない。
データが飛ぶリスクと待機時間を減らせることを考えれば¥30,000の投資はかなり安い。
総評
体感としてはExcelの起動がこれまでは緑のあれがずっとデスクトップにいて開いたと思ったらグレーの画面で操作できない状態になって、、、
といって状態だったが高速化後は一瞬緑のあれが見えたと思ったらすぐにシートが開く、というすばらしい速さ。