CH32V203,どれがいいの?
CH32V203 シリーズの特徴は何と言っても USB 機能が搭載されていることです。
これはとても使い勝手が良くて、例えば CH32V003 シリーズだとプログラム書き込みは WCH-Link を使うことが多いのですが、CH32V203 は標準で USB 経由の書き込み機能があり、マイコンに直接 PC のUSB Hostポートを接続して書き込みすることができます。
このようなものは一昔前だと外付けにクロックを接続していないと安定しなかったのですが、CH32Vシリーズは内蔵クロックでも十分な精度があり実用になります。
CH32V203 Overview
https://www.wch-ic.com/products/CH32V203.html
を 見ると、以下のように表示されます。
ピンパッケージが以下のようになっているらしいです。
- F・・・ TSSOP20
- G・・・ QFN28
- K・・・ LQFP32
- C・・・ QFN48/LQFP48
- R・・・ LQFP64M
USB 機能
上図には USB*2 とあります。ひとつは Host/Device いずれの機能も使えるポートが1、Device 機能専用のポートが 1 です。 USB Device は様々なマイコンでサポートされてますが、USB Host 機能をマイコンだけで実現できるものは少ないです。例えば Arduino Leonardo は USB Device 機能を活かして自作キーボードなどによく使われていますが、USB Hostは使えません。
CH32V203 はUSB Host/Devide と書いてある。これはいいですね! ・・・と思ったら、実は USB Host はそれが使える型番使えない型番があるようです。
datasheet より、
https://www.wch-ic.com/downloads/CH32V203DS0_PDF.html

https://www.wch-ic.com/products/CH32V203.html
USB Host 機能が使えるのは
- CH32V203F8
- CH32V203G8
- CH32V203C6
- CH32V203C8
- CH32V203RB
のみとなります。
CH32V203F8 は Host と Device は排他仕様なのかな?
秋月電子の CH32v203
我らの秋月電子で販売されているものは K8T6 となり、
残念なことに、これは USB ホスト対応ではありませんでした。
チップを入手するには
中華系なので LCSC が使い勝手が良さそうです。
1pieceの金額で見ると G8R6 が 0.723 USD と 安いですね。更に数をまとめるとどんどんやすくなります。他のチップにおいても数量がまとまるなら相当安くなります。
さて、いまどきだとこのようなチップは手半田ではなく、PCBA 依頼することが多いでしょう。JLCPC でPCBA するとして、JLCPCB のパーツライブラリだといくらになるかな?

ここでも、G8R6が最も安いですが、PCBA するには Stock の数量が気になるところです。Stock を睨んで、思い立ったときにぱっとPCBAするとなると C8T6 がメモリ容量なども大きくて使いでが良さそうです。
マイコンボードを購入するには
日本国内で、対応しているマイコンボードは以下のようなものがあります。いずれも C8T6 で、Bit-Trade-One で入手できます。
https://btoshop.jp/collections/weact/products/wa00008

驚異的な安さ!
https://bit-trade-one.co.jp/adsz32rv/

@verylowfreq 氏の作品です。独自にArduion環境を作成されていて、おそらく現時点で最もUSB-Hostがまともに使える開発環境となります。


