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【はじめてのUiPath】RPAで「Excelから特定の列のデータを取り出す!」を実装してみる

Last updated at Posted at 2019-04-29

RPAツールであるUiPathを使用して、自動的にExcelから特定の列のデータをとってきたいと思います!

Excelを用意する

中身は何でもいいんです。
超適当に書きましたので、あまり中身を見ないでくださいw

これは、1行目にタイトル、2行目以降にデータを格納しています

data.xlsx - Excel 2019_04_29 13_35_23.png

そして、この「data.xlsx」を、適当なところに保存します。

※どこに保存したかは覚えておいてください!

Uipathで実装するぞー!

1. Uipath Studioを開いて、新しいプロセスを用意する

Uipath Studioを開いたら、「プロセス」をクリックします。

UiPath Studio 2019_04_28 13_47_38.png

2. 適当に名前をつけて、プロジェクトを開始する

僕は「Excelからデータをとる」という名前でプロジェクトを作りました

なんでもよいです!

新しい空のプロセス 2019_04_29 13_38_33_LI.jpg

3. アクティビティパネルから「シーケンス」をとってくる

左側にあるアクティビティパネルからシーケンスを検索して、ドラッグアンドドロップでデザイナーパネルに投下します。

スクリーンショット (10).png

4. 「Excel アプリケーションスコープ」をシーケンスの中に作る

左側にあるアクティビティパネルから、Excel アプリケーションスコープを検索して、デザイナーパネルのシーケンスの中にドラッグアンドドロップします。

スクリーンショット (11).png

5. Excelファイルのパスを指定する

Excelアプリケーションスコープで、下の画像の「ココ」と書いてある部分をクリックして、最初に用意したExcelファイルを指定してください。

UiPath Studio - Excelからデータをとる 2019_04_29 13_48_07_LI (2).jpg

こんな感じになったでしょうか!

スクリーンショット (12)_LI.jpg

6. アクティビティパネルから「範囲の読み込み」を追加する

アクティビティパネルで「範囲の読み込み」を検索して、「Excel アプリケーションスコープ」の「実行」の中にドラッグアンドドロップします。

もとから"Sheet1"と書いていますが、Excelのシート名を変えた方はそのシート名を記入してください。
僕は"sheet1"のままなので、このままでいきます。

スクリーンショット (13)_LI.jpg

7. 読み込んだデータを変数にいれる

6番で行った「範囲の読み込み」でゲットしたデータを変数にいれます。

  1. 先程の「範囲を読み込み」の上でクリックします
  2. プロパティパネルの「出力」の文字入力部分をクリックして、Ctrl + Kを打ちます
  3. 「変数を設定」というメッセージが出た状態で、変数を入力します。(僕は「data」にしました。変数なので、自分が分かりやすい名前で大丈夫です!)

スクリーンショット (14)_LI.jpg

ちなみに、さっき作成した変数「data」は左下にある「変数」をクリックしたら確認できます。変数が作れていますね!

スクリーンショット (15)_LI.jpg

8. アクティビティパネルから「繰り返し(各行)」を持ってくる

アクティビティパネルで「繰り返し(各行)」を探し、範囲を読み込みの下にドラッグアンドドロップします。

コレクションと書かれているところには、先ほど宣言した変数をいれます。

変数dataはExcelで作ったテーブルのデータが入っています。

それを一行ずつ順番に処理をして、rowという変数にいれていくという意味です。

スクリーンショット (17).png

9.アクティビティパネルから「メッセージボックス」を持ってくる

アクティビティパネルで「メッセージボックス」を探し、bodyの中にドラッグアンドドロップします。

どのようなメッセージを表示させるかという部分では、僕は「"1列目のデータは" + row(0).ToString + "です"」にしました。

row(0).ToStringは、1列目を文字列として表示することを意味しています。つまり、2列目を表示したければrow(1).ToStringになります。

スクリーンショット (19).png

10. 実行してみる

F5キーを押すだけで、実行されます!

デスクトップを隠すためにメモ帳を開いているので、メモ帳は無視してください。

OKをクリックするたびに、1列目のデータが順番に表示されます!!

スクリーンショット (20).png
スクリーンショット (21).png
スクリーンショット (22).png
スクリーンショット (23).png
スクリーンショット (24).png

おわりに

この技術をマスターすれば、例えば、Excelにメール送信リストのデータをいれて、メール送信が自動化できますし、

Excelにテスト用のユーザー名やパスワードをいれておけば、自分が作成しているwebアプリの会員登録テスト、ログインテストなども自動でできます!!

すごいっすね!RPA!

というわけで、これでおわりです!

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