DNSは分散型の名前解決サービスです。
例えば「www.example.com」のIPアドレスを問い合わせる場合、クライアントからの問い合わせを受け付けたプロキシDNSサーバはまず「ルート」ネームサーバに問い合わせ、次に「com」ネームサーバ、次に「example.com」ネームサーバというように階層的に段階を追って問い合わせ、最後に手に入った回答をクライアントへ返送します。
ここまではいいのです。問題はプロキシDNSサーバとネームサーバの間の通信の内容。
こんな感じだと思っている人がいますが違いますから!
正しくはこう。
上の図はディテールをごっそり省いて大まかな説明になっていますが、要は、プロキシDNSサーバが投げるクエリの内容そのものは、どのネームサーバに対しても同じだということです。違うのはネームサーバからの回答のほうで、それによってプロキシDNSサーバの次の行動が決まります。