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【leJOS】mindstorm-EV3をJavaでプログラミングしよう【環境構築前編】

Last updated at Posted at 2017-02-25

概要

EV3があればJavaでロボットの組み込みプログラミングに挑戦できます!
leJOSはJavaでmindstorm-EV3を制御するためのシステムです。
EV3に専用のOSをインストールすることで簡単にJavaによるEV3の制御を楽しむことができます。
この記事では前編、後編の2回にわけて環境構築方法を解説します。
前編ではインテリジェントブロック本体へのLeJOSインストール方法を解説します。

環境

  • mindstorm-EV3
  • PC : MacBook OS X

必要なもの

  • LEGO mindstorm-EV3
  • USBドングル
    BUFFALO WLI-UC-GNM2
  • microSDカード
    Verbatim SDHC8GYVB1

USBドングル、microSDカードについてはお手持ちのものをお使い下さい。

leJOSインストール手順

leJOSのダウンロード

https://sourceforge.net/projects/ev3.lejos.p/files/
URLから最新のleJOS_EV3_0.9.1-beta.tar.gzをダウンロードし、解凍します。

解凍するとこのようなファイル構成になっているはずです。
スクリーンショット 2017-02-21 16.05.00.png

microSDカードにイメージファイルを書き込む

先程のファイル内のsd500.zipを解凍するとイメージファイルsd500.imgが出てきます。
これをmicroSDカードに書き込みます。書き込みにはEtcherを使いました。

スクリーンショット 2017-02-21 12.48.21.png

必要なファイルをmicroSDカードに保存

先程のleJOS_EV3_0.9.1-beta.tar.gzを解凍したファイルの中にあるlejosimage.zipを解凍します。解凍先のフォルダに移動し、これらのファイルを全てmicroSDカードのルートディレクトリに保存します。
スクリーンショット 2017-02-21 16.15.22.png

次にlejos用のJavaをOracle JRE(下記URL)からダウンロードします。
http://www.oracle.com/technetwork/java/embedded/downloads/javase/javaseemeddedev3-1982511.html

ダウンロードにはアカウント登録が必要です。
ダウンロードしたファイル(ejre-7u60-b19-ejre-7u60-fcs-b19-linux-arm-sflt-headless-07_may_2014.tar.gz)を解凍せずにmicroSDカードのルートディレクトリに保存します。

この時点でmicroSDカードのファイル構成はこうなっているはずです。
スクリーンショット 2017-02-21 16.33.09.png

起動

SDカードをEV3に挿入して起動させます。最初はモジュールのインストールなどに時間がかかるため10分くらい立つと起動します。

起動画面
1 (1).jpg

WiFiの設定

leJOSをネットワークに接続しましょう。USBドングルをEV3本体に挿し、画面のWiFiボタンを選択します。GUIに従ってネットワークのSSIDを入力すればネットワークに接続されIPアドレスが表示されます。

IPアドレス(192.168.2.91)が表示されています。
1.jpg

SSH接続

$ ssh root@192.168.2.91
root@192.168.2.91's password: 
root@EV3:~# 

デフォルトでパスワードは設定されていません。IPアドレスは各自の環境に置き換えて下さい

まとめ

leJOSではデフォルトでいくつかのサンプルコードが入っています。画面のSamplesを選択して色々と試してみると面白いでしょう。
環境構築はそれほど難しくないので是非試して見て下さい。

参考

https://sourceforge.net/p/etroboev3/wiki/lejosev3_mac_eclipse_section02/

https://sourceforge.net/p/lejos/wiki/Installing%20leJOS/

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