数学は役に立たないなどと言われることがしばしありますが、私の持論として「どの学問も必要である。ただし学問を活かすには教養が必要である」と考えています。
例えば今回の表題にあるリボ払いについてですが
- 一定金額だけ返せばいい
- 返す金額は少数
- だから返済している感が無い
というのがあるみたいですが、まともに一次関数を立式化できれば怖さが分かるのではないかと思いました。
では一次関数の数式ですが
y=ax+b
という式になりますよね。
ここで
\displaylines{
y:総予定返済額 \\\\
a:毎月の支払額-利息 \\\\
x:月 \\\\
b:元本 \\\\
}
ここで注目したいのがaで、利息より毎月の支払額が少ないと総予定返済額が上がっていってしまうというところにあります。
これはあくまで単利(元本にかかる利子、つまり利子が一定)の場合に限った話で、複利になると計算方式が変わり、もっと総予定返済額が大きくなります。
これは余談ですが、数学はこう役に立つっていうのをもっとお金の例とかで考えると面白いのになと思いました。