CacheServer って?
画像とか音声とかを Unity が各プラットフォーム向けに変換しているんだけれども、それの変換結果をストレージしてくれるサーバのコト。
コレがないと、例えば App Store と Google Play に配信しているタイトルなんかをビルドするときに、毎回 Importing Assets... が走って絶望すること請け合いです。
一般的な使い方は知らないけど、ウチではエンジニアが各自のローカルマシンにインストールして使っている。
ここ からダウンロードできるっすよ。
前振り
Unity 5 登場!ってコトで、既存タイトルをリリースしている人なんかは、Unity 4 系 (4.6.x とか) と共存させてインストールしているケースもあるんじゃないかと。
例えば、自分は /Applications/Unity4/Unity.app
と /Applications/Unity5/Unity.app
みたいな感じにしてます。
んで、そこで「あ、CacheServer も入れなきゃじゃん!」ってなって、DL ページに行って、「ダウンロード」ボタンの辺りを見てみたら「Working on Unity 4.x? Download Cache Server for Unity 4 here.」なる記述が。
「ってコトは、Unity 4 系と 5 系で別々のキャッシュサーバ必要なの!?」
「………ディスクサイズがヤバいっ!!!」
ってな感じで青ざめていました。
本題
青ざめつつ、5 系の CacheServer を起動してみたら、下記のようなエラーが。
Cache Server directory /path/to/CacheServer/cache
Cache Server size 5669663186
Cache Server max cache size 53687091200
Cache Server directory /path/to/CacheServer/cache5.0
Cache Server size 0
Cache Server max cache size 161061273600
Port 8125 is already in use...
Unable to start Legacy Cache Server
「お!?これは…?」
そう、実は 5 系の CacheServer は LegacyCacheServer.js なる 4 系の CacheServer も内包していたのです!
ありがとう!!
ちなみに
まだ試してないけど、4 系時代に作った Cache もそのまま利用できるっぽいので、普通に unzip したスクリプトとかを元々の 4 系の CacheServer に上書きしてあげれば OK なんじゃないかな?