さくらのレンタルサーバーライトでRubyからSQLiteを利用する方法

そのままでは使えない

「使える」って書いてあるけど、そのままでは使えない。
PHPでは動くみたいなのでSQLite自体は利用可能であることを確認。

ちなみに、Rubyのバージョンを確認すると1.8.7でした。

Googleで検索

同じようなことをされている方がおられたのですが、リンク先がなくなっていて関係ファイルがダウンロードできませんでした。
http://hal2008.sblo.jp/article/25836286.html

Debianのアーカイブで必要なファイルを発見

以下のサイトから「sqlite3-ruby_1.2.2.orig.tar.gz」をダウンロードして展開し、libフォルダを入手。
https://archive.debian.net/ja/source/lenny/sqlite3-ruby

これから他のライブラリを使う時に同じようなことをする可能性を感じたので、ホームディレクトリに「lib」というフォルダを作って、そこにコピーしました。

2016.04.07 追記
以下のURLにてGitHubからも古いソースコードがダウンロードできました。
https://github.com/sparklemotion/sqlite3-ruby/archive/v1_2_2.tar.gz

テストコードの作成

以下のサイトを参考にテストコードを作成。
http://o.inchiki.jp/obbr/39

ちなみに、さくらのレンタルサーバーにはdbというフォルダがあるので、そこにSQLiteのファイルを保存。

sample.cgi

#!/usr/local/bin/ruby

$LOAD_PATH << "/home/[ユーザー名]/lib"

require "sqlite3"

print <<EOF
Content-Type: text/html

EOF

print RUBY_VERSION

db = SQLite3::Database.new("/home/[ユーザー名]/db/sample.db")
sql = "SELECT * FROM test;"

rs = db.execute2(sql)

puts "<p>#{rs.count}</p>"

rs.each do |row|
  puts "<p>[#{row[0]}]</p>"
end

db.close

動いた！

雑感

せっかくRuby2.x系に移行してきたのに、また1.8系を触ることになるとは...