Androidのビルド環境構築でSDKのパッケージインストールを自動化するメモ

Android SDKでCUIからのパッケージ(?)インストールがちょっとわかりにくかったのでメモ。

SDKのインストール

下記から拾ってきて適当にインストール。

パッケージ名の取得

最初にインストールしたいパッケージの名前を取得する。
予め分かってたらやんなくていい。

android toolsにパスが通った状態で以下のコマンドを実行。

android list sdk -u -a -e

androidコマンドで-uまたは--no-uiを付けるとCUIで実行できる。

-aまたは--allを付けるとインストール可能なパッケージが全部表示される。

-eまたは--extendedを付けるとSDKの詳細が表示される。

表示されたパッケージの一覧から、後述のandroid update sdkコマンドの-tオプションで指定するためのパッケージid又はパッケージ名を取得する。

----------
id: 1 or "tools"
     Type: Tool
     Desc: Android SDK Tools, revision 23.0.2
----------
id: 2 or "platform-tools"
     Type: PlatformTool
     Desc: Android SDK Platform-tools, revision 20
----------
id: 3 or "build-tools-20.0.0"
     Type: BuildTool
     Desc: Android SDK Build-tools, revision 20
----------
id: 4 or "build-tools-19.1.0"
     Type: BuildTool
     Desc: Android SDK Build-tools, revision 19.1
----------

例えばandroid toolsをインストールしたいときは-tオプションに1またはtoolsを指定する。

(確認してないけど並び順見る限りid変動しそうなのでパッケージ名で指定した方がよさげ)

パッケージのインストール

echo y | android update sdk -u -a -t ${target}

android update sdkを使うと-tオプションで指定したターゲットがインストールできる。
対話型になっていて途中で確認を求められるので、自動化したいときはecho yをパイプで渡してあげるといいっぽい。

複数指定したいときはカンマで区切る。

echo y | android update sdk -u -a -t tools,platform-tools

何も指定せずandroid update sdkだけやるとインストール時間とファイルサイズが非常に大きくなるので注意。

ビルドするだけならTypeがSystemImageとかSourceになってるものは入れなくて良い。

確認環境

• CentOS6.5
• android-sdk_r23.0.2

おまけ

ansibleでandroid環境作った時の断片的な何か