こちらの記事は、Gravioの「センサーの接続可能数」について記載していきます。
Gravioは簡単にエッジでセンサーからのデータ収集を始めることができる、IoTソフトウェアです。
使用したPCのスペック
Microsoft Surface Studio
- CPU:Intel Core i7 6820HQ CPU @2.70GHz,2.71GHz
- メモリ:16GB
センサーの接続可能数検証
1回目検証
接続センサー 計12個
センサー | 個数 |
---|---|
ソフトウェアセンサー | 1 |
Aqara 温度センサー | 9 |
Aqara 人感センサー | 1 |
Aqara ボタンセンサー | 1 |
検証期間:12/7~1/7
ソフトウェアセンサーで利用しているのはPCに内蔵のカメラとNumberOfPeople-Liteという推論モデルです。今回は10秒に1回の動作設定としています。
検証結果
平常時CPU使用率:22%前後
なお、ソフトウェアセンサー動作時は一時的に6%程度、使用率が増加します。
2回目検証
接続センサー 計17個
センサー | 個数 |
---|---|
ソフトウェアセンサー | 1 |
Aqara 温度センサー | 9 |
Aqara 人感センサー | 6(前回+5) |
Aqara ボタンセンサー | 1 |
検証期間:1/8~1/15
ソフトウェアセンサーの設定は先程の検証と同一としています。
検証結果
CPU使用率:23%前後
ソフトウェアセンサー動作時に6%程度一時的に使用率が増えます。
まとめ、考察
Aqaraのセンサーを増やしましたが、CPUの使用率は大きく変化しませんでした。
センサーを増設した際のパフォーマンス変化を見る限り、この程度の追加であれば、余裕をもって処理できることがわかりました。
なお、ソフトウェアセンサー機能やデータのファイル出力など、処理の内容によってはメモリを大量に消費するため、結果としてパフォーマンスに影響を与える場合があります。
あとがき
今後、MacやRaspberry Piでの検証を進めていきたいと考えています。