はじめに
はじめまして(初投稿ゆえに不慣れですがご容赦いただければ…🙏)
今回、Vue Fes Japan 2025に参加させていただきました。
普段アルバイトを通してNext.jsを使った開発行っております。…が、Vue.jsや関連するものはほとんど触ったことがなかったです。
ただ、今回せっかく友達が誘ってくれたのと、Vueを学んでみたい気持ちもあったので、軽い気持ちで参加してみました。
Vueのことをほとんど知らない僕が、低いハードルで参加できたのは、紛れもなく学生支援制度のおかげです。
チケット代や交通費といった金銭面だけでなく、学生向けセッションも企画されており、様々な面でご支援いただけました。感謝申し上げます。

イベントの感想
複数のセッション、初心者向けハンズオン、そしてアフターパーティーにも参加させていただきましたので、それぞれについて僕視点で書いてみます。
聴講したセッション
- キーノート
- VueはAIに弱い?そんなの都市伝説です
- Storybook 駆動開発で実現する持続可能な Vue コンポーネント設計
- LINE公式アカウントの技術スタックと開発の裏側
- プレイドのユニークな技術とインターンのリアル
- Vue.jsを8年間使ってきた会社が今考えていること
- kazuponが見つけた才能たち ─ Vue.jsそしてOSSエコシステムを変える開発者発掘術
- Vue.js コミュニティとサイバーエージェント
- Vue.jsでつくる実験映像
- フロントエンドの未来を語る ─ React/Vue.js/Svelte が見据える次の 10 年
- 個人でデジタル庁のデザインシステムをVue.jsで作っている話
- React Nativeならぬ"Vue Native"が実現するかも?新世代マルチプラットフォーム開発フレームワークのLynxとLynxのVue.js対応を追ってみよう
- chocoZAPサービス予約システムをNuxtで内製化した話
リストアップしてみると、改めて色々な話を聞いて学びの多い一日だったと思います。
この中で印象に残ったものをピックアップして、感想を書いてみます。
1. kazuponが見つけた才能たち ─ Vue.jsそしてOSSエコシステムを変える開発者発掘術
Vueのコミュニティの雰囲気をよく理解できるセッションでした。OSS活動についてはほとんど無知でしたが、OSSやコミュニティがボランティアによって成り立っているからこその楽しく緩い雰囲気があることを、登壇者のお話から感じることができました。
僕自身も、サークル活動に参加したり、大学近隣のコミュニティでイベントに参加したり、といったようにボランティアで活動することがあります。何か楽しいと思えるものに人がと集まり、その輪が広がっていくような、その雰囲気や楽しみ方に共通する部分があると感じました。
2. Vue.jsでつくる実験映像

https://vuefes.jp/2025/speaker/baku89
正直Vue Fesでこのようなメディアアート作品と呼べるジャンルが見られると思っていなかったので驚いたと同時に、作品はもちろんツールのクオリティの高さにも非常に驚きました。ツールのUIが非常によく考えられていて、アーティストならではの視点から生まれたものなんだなと感じました。
アーティストでありながら、作品制作のためのツールを独自に開発することは、両方の分野を深く理解しているからこそできるものだなと感じました。
3. フロントエンドの未来を語る ─ React/Vue.js/Svelte が見据える次の 10 年

4名の著名なエンジニアによる、AIを使った開発をテーマにしたパネルディスカッションでした。
まず、僕自身の英語を聞く力がまだまだ足りなかったです。パネルディスカッションなので、プレゼンテーションとも異なり、自然な会話を聞き取る能力が必要だなと思います。
中身のVibe Codingについては、登壇者の慎重な意見に「やっぱりそうだよな」と思わされ、これまでAI任せにしていた部分も多々あったので勝手に1人で反省していました。😅
印象に残ったのは、一見するとアプリをAIで簡単に作れるようになったものの、それでビジネスサイドの人たちがしっかりとした開発工程を怠ることで、低品質なコードやアプリを広めてしまうことを危惧されていたことです。
その話を聞いて非常に納得したと同時に、AIの生成したコードを正しく評価でき、世に出すアプリの品質を保てるエンジニアはこれからも必要だなと思いました。
初心者向けハンズオン
ここまで、セッションを聞いた感想をさも一人前のエンジニアかのように書いてきましたが、こいつはVue.jsほぼ未経験です。というわけで、初心者向けハンズオンにも参加してみました。
ハンズオンの中で使った https://learn.nuxt.com/ がとても整理されていて使いやすかったです。初心者としては、最初の環境構築の必要がなくてありがたかったです。
Reactは普段使っているので、頭の中でReactの書き方と比べながら、基本的な書き方はスムーズに理解できたと思います。もちろん、まだまだ学んでいない書き方や機能があるはずなので、自主的に練習していきたいです。
アフターパーティー
ハンズオンでVue.jsをほぼ初めて使った新参者ですが、一丁前にアフターパーティーにも参加させていただきました。
数名の学生とお話させていただきましたが、九州など遠いところから来た方も多かったので驚きました。同じWeb開発に興味のある学生とはいえ、バックグラウンドや取り組んでいることが様々異なり、それぞれの領域でレベルの高い方ばかりだったので、お話を聞くのがとても面白かったです。

写真はVue.jsをイメージしたオリジナルカクテルです。おいしかった!
おわりに
Vue初心者であり、かつエンジニア向けのカンファレンスの参加は初めてでしたが、雰囲気が良くてセッションも興味深いものばかりでした。ReactでWeb開発自体は経験があったので、共通する話は何となく理解できて、セッションも完全ではないですが楽しめたのがよかったです。
Vueと英語をしっかり勉強して、来年のVue Fesはもっと楽しめるようにしたいです。