- GitBucketを自サーバーに構築
非公開リポジトリが必要だっため、GitHubクローンであるGitBucketを導入した。
OSはCentOSで以下が詳細である。
$cat /etc/redhat-release
CentOS Linux release 7.2.1511 (Core)
1. JDKのインストール
GitBucketを動かすためにはjavaが必要なので、まずはjdkをインストールする。
ここでは最新のjdkをインストールすることにする。
$yum install java-1.8.0-openjdk.x86_64
2. Tomcatのインストール
次にJava Servletを動かすために、Tomcatをインストールする。
$yum install -y tomcat
インストールしたら、/user/share/tomcatがあることを確認。
3. GitBucketのインストール
次に本題であるGitBucketをインストールする。
私は、一番最新のGitBucketではなく、バーション4.7.1をインストールした。
現在最新のバージョンは4.10みたいです。(2017年3月時点)
wgetで、先ほどのtomcat配下のwebappsにGitBucketをインストールする。
wgetをインストールしていなければ、以下のコマンドでインストールしてください。
wgetインストール
$sudo yum install wget
GitBucketインストール
$wget -P /usr/share/tomcat/webapps/ https://github.com/gitbucket/gitbucket/releases/download/4.7.1/gitbucket.war
4. Tomcat自動起動設定
GitBucketがインストールし終わったら、tomcatの自動起動設定をする。
tomcatが自動で起動するように、以下2つのコマンドを叩く。
$systemctl start tomcat
$systemctl enable tomcat
5. Tomcatポート変更
設定したいTomcatのポート番号を変更します。
$vi /usr/share/tomcat/conf/server.xml
71〜73行目にポート設定の記述があり、デフォルトでは以下のようになっています。
<Connector port="8080" protocol="HTTP/1.1"
connectionTimeout="20000"
redirectPort="8443" />
この71行目の以下の部分に設定したいポート番号を記述します。
<Connector port="ここに設定したいポート番号" protocol="HTTP/1.1"
connectionTimeout="20000"
redirectPort="8443" />
6. Appatchのインストール
表題の通りAppatchをインストールします。
$yum -y install httpd
Appathの初期設定は各自でお願いします。
7. 設定したポートの開放
さきほど設定したポートを開放するために、以下のコマンドを叩きます。
$ firewall-cmd --add-port=設定したポート番号/tcp --zone=public --permanent
$ firewall-cmd —reload
設定の内容の確認のため下のコマンドを叩く。
$ firewall-cmd --list-all
8. Appatchの自動起動設定
tomcat同様に自動起動させるため、以下のコマンドを叩きます。
$systemctl start httpd
$systemctl enable httpd
9. GitBucketの画面が表示されるか確認
以下のURLにアクセスし、ブラウザでGitBucketのページが確認できれば、構築成功です。
http://アドレス:設定したポート番号/gitbucket
次回はこのGitBucketを用いた、webサーバーとの自動同期方法について
書きたいと思います。