SQL Serverでテーブル結合

結合の種類

内部結合: JOIN, INNER JOIN

結合条件を満たす行のみを結合。
結合できない行は表示しない。

【補足】JOINを使わない外部結合
SELECT *
FROM A, B
WHERE A.no = B.no

※WHEREに絞り込み条件も記述するため、結合条件がどれなのかわかりにくくなる。

外部結合

結合できない行も表示する。

• 左外部結合: LEFT JOIN, LEFT OUTER JOIN
  左側のテーブルのデータを全て表示する。

• 右外部結合: RIGHT JOIN, RIGHT OUTER JOIN
  右側のテーブルのデータを全て表示する。

• 完全外部結合: FULL JOIN, FULL OUTER JOIN
  両側のテーブルのデータを全て表示する。

【補足】JOINを使わない左外部結合
SELECT *
FROM A, B
WHERE A.no = B.no(+)

なぜいろいろな結合があるのか

内部結合だけだと、下記の場合にデータが結合結果から消滅してしまう。

• 右側テーブルに結合相手のいない。
  例：家計簿テーブル（左）に新しい費目IDがあるが、費目テーブル（右）の費目IDが更新されておらず、データがみつからない。結果に表示されない買い物記録が存在してしまう。

• 左側テーブルの結合条件の列がNULL。