directoryのBackup方法ですが、工夫をして頑張りました。
単純に現時点のディレクトリーをアーカイブにしているだけです。
バックアップファイルの格納ですが
Debian系Linuxにはデフォルトで/var/backupsがあります、しかしバックアップしたファイルの保管がローカルの/var/backupsディレクトリーだけではローカルにトラブルがあった時に不安なのでリモートにもバックアップを保管しています。
取り外し可能なメディアがあれば、そこにも格納をしたいのですが...
ここでの方法はNFS共有を使用していますが
ファイルの転送コマンドである
ftpでのput get
scpでのsshを使ったファイルの転送でも同じ事が簡単に出来ると思います。
*NIX系 のマシンが2台必要になります。
まずBackupしたいマシンにNFSのMountPointを作ります。
$ sudo mkdir /mnt/NFS
そこにBackupServerの/srv/NFSディレクトリーをNetwork経由でBackupしたいマシンのMountPointにMountします。
$ sudo mount -t nfs 192.168.xxx.xxx(IpAddress):/srv/NFS /mnt/NFS
コマンドが長いので面倒であれば/etc/fstabに設定を書き込みます。
以下のエントリを追加する。
192.168.1.X:/srv/NFS /mnt/NFS nfs rw,nosuid,_netdev,noauto,hard,intr 0 0
これで $ sudo mount /mnt/NFS だけでマウントするようになります。
【BackUp】
Backupしたいマシンの / ディレクトリーに移動して
directoryにはBackupしたいdirectoryを指定してください。
tarコマンドでアーカイブにします。
$ sudo tar zcvf directory.tar.gz /directory
圧縮したdirectory.tar.gzをNFSserver(BackUpServer)にCopyをする。
$ sudo cp -p directory.tar.gz /mnt/NFS
Recoveryには
NFSserver(BackUpServer)の/srv/NFSから圧縮したdirectory.tar.gzファイルをRecoveryしたいマシンに、copyをして
$ sudo mount -t nfs 192.168.xxx.xxx:/srv/NFS /mnt/NFS
$ cd /mnt/NFS
$ sudo cp -p directory.tar.gz /var/tmp
$ cd /var/tmp
$ sudo tar zxvf directory.tar.gz 圧縮したdirectoryを解凍する。
$ sudo rsync -av directory / 解凍したdirectoryを/ディレクトリーに同期させる。
$ sudo rm -r /var/tmp/directory バックアップ元のディレクトリーを削除。
最後にNFSをUmountします。
$ sudo umount /mnt/NFS
【利点】Network経由で別のマシンにバックアップをするのでローカルの情報をリモートに保存をする事で、万が一ローカルにトラブルがおきたとしてもバックアップを堅実にする事が可能になります。
まだ不安であればリモートの/media/usb0等の取り外しが可能なメディア(記録媒体)にコピーをしておいてバックアップを堅実にするのも良いかもしれません。
沢山のサイトで学びましたが、未熟な点があります事をご理解くださいませ。。