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私がデスクトップ環境として Budgie Desktop を愛用している理由


1. はじめに

 現在,Linux のデスクトップ環境は GNOMEKDE を筆頭に,GNOME から派生した MATECinnamon。また,独立系として XfcePantheon など,多種多様なものが存在しています。その中でも,筆者は Budgie Desktop を愛用しています。この記事は,筆者がこれまでに使用してきたデスクトップ環境と比較しながら,Budgie Desktop を愛用する理由を記述したものです。

 続く 2 章では,Budgie Desktop の概要について記述します。3 章では,Budgie Desktop の魅力について記述します。4 章では,Budgie Desktop の欠点について記述します。5 章では,本記事のまとめを記述します。


2. Budgie Desktop の概要

 Budgie Desktop は,Solus Project によって開発されているオープンソースのデスクトップ環境です。現在は,ツールキットとして GTK+3 を採用しており,GTK+4 への移行が公式で発表されています。


3. Budgie Desktop の魅力

 筆者が思う,Budgie Desktop の魅力を以下に示します。


3.1. デザイン性

 GNOME と KDE がデスクトップ環境の二大巨頭なら,Budgie Desktop と Pantheon がデザイン性の二大巨頭だと筆者は考えています。Ubuntu Budgie の公式サイトでスクリーンショットが公開されています。


3.2. ミニマム思考

 Budgie Desktop の設定画面では無駄な項目は無く,必要十分な項目のみがピックアップされています。Budgie Desktop と Windows 10 の設定画面を比較すれば一目瞭然です。


3.3. カスタマイズ性

 Cinnamon のように,パネルと Applet を組み合わせることによって表示情報を自由自在にカスタマイズすることができます。


4. Budgie Desktop の欠点

 筆者が思う,Budgie Desktop の欠点を以下に示します。


4.1. 成熟度

 GNOME や KDE などに比べると,Budgie Desktop は新しいデスクトップ環境なので,少なからずバグが残っています。また,開発を行っている Solus Project は,小規模なチームです。そのため,枯れきるまでに時間がかかることが予想されます。


4.2. 拡張性

 GNOME Shell Extensions や Cinnamon Spices のように,ユーザーが開発した Applet を配布・インストールする手段が無いので拡張性は限られている。

 ※ Budgie Desktop Applets という snap アプリを用いることで非公式の Applet をインストール出来るが,ユーザーが配布できる機能は無い


5. おわりに

 4 章で述べた通り,Budgie Desktop は完璧なデスクトップ環境ではありません。しかし,その欠点を帳消しにするほどの魅力があると筆者は感じています。また,今後のアップデートで,より良いデスクトップ環境になると思います。最後に,この記事が Budgie Desktop を知るきっかけになれば幸いです。