前回の続き。Apple iOSは802.11kに対応しているらしい。実は802.11kの仕様は結構大きい。ざっくり「電波監理系の強化」だけれども、サービス管理として使われるActionとしては次の3つ:
- Radio Measurement
- Link Measurement
- Neighbor Report
Appleのドキュメントには"nearby AP"を探すのに使っているという事で、おそらくNeighbor Reportに対応していると推測できます。より突っ込んだことについては、CiscoのBest practiceドキュメントにあります。さすがCisco。
iOSがhandoffするときに、自分でSCANをかける代わりに、Neighbor reportで移動先を決めるという事ですね。電波環境にとっては、確かにProbe request/replyが何度も飛び交うよりもNeighborで一度で決めてしまったほうが負荷は低いですね。