0.はじめに
Android アプリを開発し、
やはりクラッシュレポートが送られた方が良いなぁ、
と思い、
Firebase の Crashlytics を設定したところ、
クラッシュレポートのメールが、
送られたり、送られなかったりして…、
色々調べたり、
サポートに問い合わせたりしたので、
シェア。
1.Firebase プロジェクトの所属ユーザーに、「所有者」や「編集者」の権限を付与した際の、クラッシュレポートのメール通知の設定
以下のページに記載されていますが、Firebase プロジェクトの「所有者」と「編集者」は、クラッシュレポートのメール通知が送られるとのことでした。
この設定のせいで、
クラッシュレポートのメールが、
(Firebase のプロジェクトの「オーナー」や「編集者」に)送られたり、
(Firebase のプロジェクトの「オーナー」や「編集者」以外に)送られなかったり、
していた訳です。
で、
Firebase のプロジェクトの「オーナー」や「編集者」以外に、クラッシュレポートをメール通知するやり方がわからなくて、サポートに問い合わせたところ、以下の手順を教えて頂きました。
2.クラッシュレポートのメール通知の設定
- まず、Firebase Console を開きます。
- Firebase Console が開いたら、右上にあるベルのアイコンをクリックします。
- 右側からアラートのポップアップが表示されるので、右上にある歯車のアイコンをクリックします。
- 「アラートを登録」画面が表示されるので、以下の設定を ON にします。
- そうすると、以降の設定を編集可能になるので、「Crashlytics」以下をクリックします。
- ダイアログが表示されるので、メール送ってほしいアプリにチェックを入れ、「保存」ボタンを押下します。
- 以下の画面に遷移し、設定が完了します。
99.ハマりポイント
- Firebase のことをあまり知らないので、各アカウントに通知の設定があることを知りませんでした。(っていうか、「気づけよ」って感じですが…。) そのお陰で、サポートに問い合わせる事になりました。ただ、サポートからの返事も早く、わかりやすかったので非常に助かりました。サンキュー、 Mike !!
XX.まとめ
で、まとめですが。
大前提として、
- 通知の設定は、各アカウントの設定 (ベルのアイコン) から行う。
で、例外的に、
- Firebase プロジェクトの「オーナー」や「編集者」の権限が設定されると、そのプロジェクトの全てのアプリのクラッシュレポート (新しい致命的な問題の報告) のメール通知設定がされる。
という事みたいです。
逆に、
- Firebase プロジェクトの「オーナー」や「編集者」の権限が解除されると、そのプロジェクトの全てのアプリのクラッシュレポート (新しい致命的な問題の報告) のメール通知設定も解除される。
みたいなので、
注意しないといけないです。
とりあえず、
Firebase プロジェクトのユーザーの権限変更したら、念の為にクラッシュメールのメール送信設定を確認する様に伝えた方が間違いが起きない様に思います。