LoginSignup
2
0

More than 1 year has passed since last update.

Power Apps Portals の認証ユーザーを作成し、権限を付与する

Posted at

こんにちは。日本マイクロソフトの向井です。
こちらの記事では、Power Apps Portals の認証ユーザーを作成し、権限を付与する方法をご紹介します。

Power Apps Portals にサインインするユーザーをポータルユーザーと呼びます。
ポータルユーザーはDataverse の取引先担当者テーブルで管理されます。
ポータルユーザーが所属する組織、部署、チームなどは取引先企業テーブルで管理することができます。

Power Apps Portals の認証の方法は大きくわけると3種類あります。
①Azure AD 認証(推奨)
②外部接続プロバイダー(推奨)
③ローカル認証(非推奨)
です。

今回はAzure AD 認証を使用しました。

1. ポータルユーザーを作成する

まず、ポータルユーザーを作成します。今回は簡単のためポータルサイトからユーザーを作成しました。

ポータルにアクセスし、サインインをクリックします。
image.png

Azure AD を選択します。
image.png

組織の代表として同意にチェックを付けると、今後組織内のユーザーがサインインする際にこちらの確認画面をスキップできます。
image.png

ユーザー情報を登録します。
image.png

下の方にスクロールし、更新をクリックします。
image.png

2. ポータルユーザーにWebロールを付与する

次にポータルユーザーにWebロールを付与します。
ポータルユーザーにWeb ロールを付与することで、制限付きのページ(サインインしないと見れないページ)を閲覧させることができます。
Web ロールについては以下の記事を参考にしてください。
ポータルの Web ロールの作成

Power Appsの画面を開き、Dataverse>テーブル>取引先担当者に移動します。
image.png

データの列を見ると、先ほどポータルから作成したユーザーのデータが保存されているのを確認できます。
レコードを選択してレコードの編集をクリックします。
image.png

関連>Webロールをクリックします。
image.png

こちらの画面で、ポータルのデータへのアクセスを制御するWebロールを付与できます。
今回は、既存のWebロールの追加をクリックし、管理者ロールを選択して追加をクリックします。
この時正しいポータルの権限を付与するように気を付けます。
image.png

Webロールが追加されたのを確認して、保存して閉じるをクリックします。
image.png

ポータルユーザーにWeb ロールを付与することができました。
これで先ほど作成したユーザーは管理者の権限で見れるページにアクセスできるようになります。

2
0
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
2
0